【学校訪問】これからに期待!東洋大京北中学・高校へ行ってきました。

こんにちは! 

残暑の残る中、学校説明会に行って参りました。白山駅A1出口を出て数分歩くと、坂道があり、そこを上がれば、すぐそこ。新しい校舎と、芝の青々としたグラウンドがきれいに整った学校が見えてきます。

そう、こちらが東洋大京北学校です。

立地も校舎も素晴らしいです。大学付属で都心に近く、レベルもそこそこ。これから人気の出そうな学校でした。

  

さっそく、学校情報メモから!

1、学校情報メモ

 

生徒数 中学校 およそ  361名
高校  およそ  780名 
    
立地        東京都文京区白山2-36-5
(白山駅から徒歩5分、茗荷谷駅から徒歩10~14分ほど)
    
合格偏差値         中学受験 男子56/女子57 (首都模試2019)
高校受験 男子・女子 60 
    
学費初年度 約100万円
授業料や施設金などで毎月 6万円がかかる。
その他、制服や体操着などで8万円ほど。
    
大学進学実績(2019年)国立大 数名(東工大、地方大学)
私立 早慶上理 9名 
   GMARCH 23名
東洋大学への内部推薦制度があり、およそ160名ほどの枠がある。
 しかし、今回は65名ほどが進学。
    
指定校推薦枠東洋大(ほぼ全員進学可能)、亜細亜大、東京理科、国学院、東京電機大など。
    
その他・2015年に京北高校から東洋大京北高校へ改称。男子校から共学化、大学付属化する。同時に、 新校舎へ改築。
・東洋大への内部進学が2018年に比べ大幅に減少。
・国立大進学者が微減。
・中学入試には「哲学教育・思考/表現力試験」がある。
・特待生制度はありません!!

 

 

2、校舎がきれい!!

 私が知っている京北高校はもうそこにありませんでした。。大学付属化し、校舎、校庭がきれいになって、見違えるようでした!

楕円形に広がる校庭とキレイな芝生。 とにかく 一目見て、学校へ行くモチベーションが上がる感じがしました。

 

私のころは、もう少しお堅い感じで、バスケや剣道・柔道も強く、スポーツが強い印象がありました。。今は学校の方針転換で学力重視に傾むいているようです。。

 

 

学校選びには学校の取り組み内容や偏差値も重要ですが、外観や清潔感も重要ですよね。行きたいと思える学校であることが重要です。検討されている方は、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか!

 

 

 

3、入試情報

◎中学受験

 大学付属校人気や新校舎も相まって、偏差値が上昇傾向です。

 かつて、昨年2018年度はしゅともし偏差値51ほどだったのが、今年は偏差値56~7まで上昇してきています。(入試回によりますが。)かなり、人気を集めだしていることがわかります。

ちなみに、10年前と比べ、偏差値は+18も上昇しています。

 結果的に、昨年の入試倍率は最低でも4.1倍。なかなかの倍率に仕上がってきていました。

 

入試は第1回~第4回まで実施され、第4回と並行して「哲学教育」思考・表現力入試が実施されます。

哲学教育??    

なんぞやというと。。

本学の創設者である井上円了氏の「諸学の基礎は哲学にあり」との言葉が発端。

与えられたグラフ・表などの資料やキーワードから自分で問いを作り、自分なりの考えを述べる問題。

募集人数も少ないためか、倍率も10倍超えと高くなっています。

 

 

◎高校生受験

(1)単願推薦

 ☆内申点基準

 5教科合計 21以上(ポイント加点を考慮する場合でも、最低20点は必要)

  

 ☆偏差値基準

 5科or3科目の平均偏差値が62以上(ポイント加点を考慮する場合でも60以上は必要)

 また、偏差値基準にて単願を受ける場合、出願条件には、5科内申18以上という条件も付いてきます。

また、入学後の資料として、適性検査も実施します。この結果で入学できなくなることはないようですが、しっかり受ける必要あり。

 

(2)併願優遇制度

単願推薦より、出願条件が高くなります。

 ☆内申点 

5教科 23以上(ポイント加点を考慮する場合でも、21は必要)

 

 ☆偏差値基準

 5科or3科目の平均偏差値が62以上(ポイント加点を考慮する場合でも60以上は必要)

※※ 偏差値基準は7月以降のVもぎ、ほくしん、Wもぎの結果2回分を平均して算出。V、Wのいい所どりでもOK。

※※ 併願推薦はなし。

 

(3)一般入試

 2回まで実施しており、1回目は70名の募集に対し、2回目の募集定員は20名ほど。 2回目の倍率は前年度3倍ほどと難しくなっておりました。。

 尚、第一志望優遇制度があります。希望すれば、合計点に5点加点してもらえます。

また、保護者、兄弟加点制度というのもあります。これで5点加点されるので、活用していきたいところ。

  

 

4、進学実績はどうか

うーん。ここが少し考えどころです。

今年(2019年)の進学実績は国公立大:4名、早慶上理:9名、GMARCH:23名、東洋大:77名。

昨年に比べ、全体的に実績が落ちているような・・ 

東洋大進学実績も昨年は100名を超えるものの、今年は77名。何かあったのでしょうか??

まだ、実績が安定しないのも、ここ数年で改革をし、方向性がまとまっていない影響があるのではないかと推測します。まだ、進学実績にムラがあります。

年度により、当たりはずれがあるかもしれないのですが、ここは大学付属。目立って悪いことをしなければ、東洋大への進学は保証されているので、大学へはほぼ行けると考えていいので安心です。

 

5、最後に

校舎はきれいで、駅からも近い。大学付属でこれから偏差値が伸びる予感がします!

一方、大学合格実績を見るとレベルの幅が広く、内部学力の幅も大きいのかなと思いました。

これから、学校を選ぶ生徒には悩めるところかもしれませんが、大学も東洋大に行きたい!と思っている生徒にはぜひ受けてもらいたいと思います。

大学はもう少し上を狙いたいと思う生徒には悩みどころかもしれません。

 

 

 

それでは!!

 

 

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