【本紹介】「お金の向こうに人がいる」お金の意味を知ることで社会を豊かに!

 

こんにちは。もう塾長じゃないですけど、名称は塾長です。皆様お元気でしょうか??そんなに読んでる方はいないかもしれないのですが、一応挨拶です(笑)

さてさて、今回、本紹介です。

みなさまお金は好きですか? 

なんでですか?

なんで、あの紙切れにそこまでの価値があるんですか? 最近は電子マネーで見えなくなってきているけれど、ただの数字になんの意味がありますか?

もし、お金を死ぬほど持っていたらその時どうされますか?

 

恐らくどの人も、お金は生きていくうえで必要になってくるから、必要だとおもうし、できればもっと稼ぎたいと思うかもしれません。

この本はそうした、目先のお金の使い方についてではなく、その先にあるものを見ようという思いが詰まっています。筆者は投資系銀行で巨額のお金を動かしていたからということもあるのでしょう。

そもそも、お金とはなんぞや?!というところから、詳しく解説してくれています。

 

そのメインとなる主張には

もっと先を見て、お金との付き合い方を考えてほしいという筆者の想いでしょうか。

 

私も含め、お金とは大抵、結果であったり、自分の欲求を満たすものとおもっているかと思います。間違ってはいません。それも正解だと思うんです。

ただ、それは、多くの人が給料なり、補助金なりでお金をもらう側の考えに立っているからです。

このもらったお金は何に使うかといえば、外食でステーキ食べたり、ブランドバックを買ったり、家賃を払ったりでしょうか・・ あと、税金ですね。

でも、これって自分の欲求を満たすために、ものを買ってお金を払っているということです。税金を除けば。

まあ、そのために毎日働いているといっても過言ではないのですが・・

 

 

ただ、よく考えてほしいことがあります。

それは、もし、どこにもスーパーがない、ステーキレストランない。。といった場合、そのお金にどれほどの価値があるでしょうか?

無人島に行くときに、お金を持っていく人はいないでしょう。

 

つまり、何かといえば、お金は働く人のおかげがあって初めて価値ある存在になるということです。

よく考えてみれば、コンビニは深夜まで、レストランの中にはお正月も営業していることがあります。これってちょっとすごいことだと思います。

働く方は、何を思って働くかはそれぞれとして、私には感謝しかないです。そんなことを考えられるようになったのは、塾を経営した経験があるからでしょうか?

お金を払えば、何かが買えるのは、その時に働いてくださる方がいるからです。

 

お金は働いて頂ける対価として払うのです。ちょっと、ニュアンスが難しいのですが、社会がより便利に、豊かになるために、お金が動いてくれているのです。

 

そう考えると少し見方も変わってきませんか?

私がお金を使ってものを買うのは、自分が幸せになるためだけでなく、社会生活を豊かにすることにつながる。

 

これを少しマクロに見てみましょう。

すると、面白いことが分かります。

政府は何のために、お金を大量に印刷して、国民に配っているのでしょうか?

今、日本政府は日本銀行に大量の借金があるといいます。

 

ただ、日本国民の総資産はそれを上回っています。だから政府が本気を出して税金で徴収すれば返済はいとも簡単。しかし、その結果、社会に出回るお金は無くなってしまいます。すると途端に経済は回らなくなってしまうでしょう。 

おいしいものを買えない、食べれないし、そもそも、仕入れができないから作れない・・

 

政府は何をやっているかというと、簡単です。

国民が、より豊かで幸せな生活を送ってもらうためにお金を市場に流し込んでいるのです。そのための借金で国民がおいしいものを食べれたり、快適な生活を営めたりするわけです。

 

そのお金はどこに集まるのか?

それは、便利なサービスや社会をよりよくするシステムに流れていくわけです。

例えば、楽天のECサイトだとか、、ペイペイのQR決済だとか、Uberとかですね。

 

自分たちが、そうしたお金の流れを考えて、その向こう側にあるものを考えたとき、ちょっとお金の見え方が変わってきませんか?

最近、物騒な世の中になってきました。高齢者や、貴金属店を狙った強盗などです。

そうしたお金の在り方は、目先のことしか考えていないからです。お金が目先の欲求を満たすものと考えているからです。

 

本来のお金の在り方は、世の中をより豊かなものに変えていく原動力なのです。

 

 

  • 最後に

まとめると、普段自分たちが稼ぐお金をマクロに見るかミクロに見るかによってその見え方は全く異なるということです。

もし身近にとらえれば、お金があれば、何でも買える。ほしいものや、高級品なんかも自分の欲望を満たすために、いくらでも手に入れることができる。そのために、目先の案件に飛びつく。そうやってかき集め、稼いでいくことも多々ある。

(それはかつて私が営業であったことでもよくわかる。予算に向けて飛びつくが、その先に成長は何もな・・むなしいですねー)

そして、その極端な結果、暴動や犯罪が起こったりもする。お金を得ることを目的にしたとき、そのプロセスはどうだっていいと考えるからです。

そうではなく、もっと大きな視点んでお金を考えてみると、そこに、政府か考える、豊かな社会が見えてくる。

お金をもらうことで、素晴らしいよりよいサービスを提供することができる。その結果、もっと、社会や人生を素晴らしいものに変えていくことができる。その逆もそうで、お金を払うことで、その先にいる生産者や利用者がより便利に、豊かに生活を送ることができる。

そうして、動くお金によって社会に循環が生まれる。

その結果、よりよい日本に近づいていく。


そう考えると、今働いている仕事に価値が見えてくると思います。たとえ、それが会社で働く人であっても、専業主婦であってもそれは変わりません。誰が何をしているかではなく、それぞれ社会の中で役割があります。お金を使う人であれば、誰もがその先を考えてみることができるはずです。

 

自分たちは今一度、お金とは何なのか、考えて行動する必要あり、その最終的な行先として、豊かな社会を目指す企業にお金は集まっていくということ。

SDGsやSBTi認証など、ありますが、そういった社会に貢献する企業にお金が集まっていくのはそういうことなんですね。

 

それではこのへんで!!

 

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