こんにちは! 恐らく10月ころから、学生の皆様は志望校に関して悩んでいるのではないでしょうか。
「どこの学校に行くのが一番いいのか。」
中学受験から大学受験まで様々ありますが、年齢によってそのアドバイスの仕方は変わってきます。
中学受験であれば、保護者が大きく関与してくると思います。生徒は小学生なので、まだ、言い方はあまりよくないかもしれませんが、「子供」です。親がサポートしてあげないと、なかなか情報が少なく、決めきれないことも。
高校受験になると、少しずつ子供に自我が生まれてきます。将来の自分を見据え、自分で学校を調べることも多くなってきます。とはいえ、結局、保護者の意向が強く影響して決まることが多いような・・。
大学受験。ここまで来れば、あとは本人の人生です。親がどうこう言ったところで、あまり本人には響かなくなってくると思います。 将来どうなりたいのかというのは、本人が決めることなので、大学の学部もおのずと決まってきます。
(一部の跡継ぎなどを除きますが・・)
学校を選択する際、問題なのは、その情報量です。
何が一番必要なのか。どれが一番本人に合っているのか。ネットで調べれば様々な情報があふれ、閲覧者を戸惑わせます。
きっと、受験を経験したことのある方であれば、経験したことがあると思います。
いっそのこと、「田舎の学校を選択する余地がないような場所に住めばよかった。」など、贅沢な嘆きをされる方も。。
その気持ち、わかります。
沢山の選択肢の中から選ぶのは困難です。
見れば見るほど、魅力的な一面が見えてくることがある一方、行きたいと思っていた学校の口コミに、ネガティブな情報があり、「あれっ・・」っと思うことも。
知らなければよかったと思うこともあると思います。
そんな中、私は煮詰まってしまった生徒や保護者にアドバイスするのは、以下の3点。
① いったん白紙にして、時間を置く。
冷却期間を置くと、頭が整理され、客観的に選択肢を選べるようになります。なんで、こんなに考え込んでしまったんだろうと思うこともあります。
だいたい、1日は置いておくと良いと思います。1週間くらい開けると、条件を忘れていることもあるので、あまりお勧めしないです。
とにかく、頭がこんがらがってきたら、ストップして翌日にまた考えてみるといいと思います。
② 情報収集をストップ
とりあえず、今ある情報で決める。確かに、我が子を行かせる学校なのだから徹底的に調べるのは当たり前。と思うのは分かります。。
しかし、ネットの普及した今、それをやるときりがありません。。口コミサイト、学校のHP、知人の話、更には知恵袋などに質問を投稿するなど。
挙げればきりがないんです。
つまり、終わりがない!
とりあえず、今の情報で考え、あとは学校説明会などで、実際に訪問し、見てくるだけで良いかと思います。
ネット口コミなどは主観的な意見の一つです。
少し距離を置いて、参考までにということで。
③ 険しい道を選択
状況によるところもあるのですが、たいてい、不安な状況下では容易な道を選びがちです。
それも選択肢としては良いのですが、果たして本人の意向に沿ったものでしょうか?実力から少し落としてませんか?一時的な不安を取り除くために、安易に決めていませんか?
受験で失敗させたくないと思う気持ちと、早く受験から解放されたいと思う気持ちで行きたい学校を諦めるのは、これから先、挑戦する気持ちを削ぎます。
もちろん、生徒の性格や希望を加味して、行きたい学校に単願で行けるとなれば、その選択もアリだと思います。
しかし、失敗は学生の特権です。
親のサポートがあるうちに、挑戦させ、何かに向かって努力する経験をさせるべきだと思っています。
仮に、失敗しても得られるものは大きいです。周囲にサポートしてくれる人もいる。
一人立ちし、大人になればそうは行きませんが・・
ただ、ここで注意しなければならないことは、
本人に選択させなければならないことです。
チャレンジしてみれば! と声かけても、本人が安全圏を選ぶなら、それが答えです。必ず、本人の意向に沿った決断が必要です。
ということで、決断する際はとりあえず、情報収集をして、こんがらがってきたら一時情報収集をストップ。
1日おいて再度検討し、選択肢が分かれたら、厳しい道でも自分の行きたい方を選ぶ!
ということかなと思います。もちろん、やり方はそれぞれです。一つの案として参考にして頂ければと思います。
ということで、今日はこの辺で・・
それでは( ..)φメモメモ
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