こんにちは! 東京都は他県に比べ、受験生に手厚い支援があることをご存知でしょうか。
「受験生チャレンジ支援貸付事業」といわれるもので、家族人数や年収によっては受けることができないのですが、学習塾や何らかの受験のための講座を受講し、かかった費用を20万円まで貸してくれる制度です。
貸してくれると言えども、高校入学、大学入学など基準を満たせば、返済の必要はありません。
つまり、受講料を費用面で援助してくれるのです。
なんてすばらしい制度でしょうか・・
ただ、この支援を活用するには、様々な条件があります。
先ほども少し申したのですが、もう少し詳しく、条件を挙げると、
・世帯収入、世帯数
(人数によって申請できる基準額が変わります。)
・都内に1年以上在住
・貯蓄等の資産額(もちろん資産も含まれます。)
・公的資金の返済を滞納していない
などなど・・ 詳しくは以下のサイトにアクセスしてもらえればと思います。
⇒⇒⇒ 受験生チャレンジ支援
なお、新型コロナウイルスによる事業所得の収入減少による申請も可能となっております。
例えば、自営業者や緊急事態宣言による休職者などが対象になると思います。
特に、飲食店関係の自営業者に関しては、影響が大きいと思います。この制度はぜひ活用頂くべきかと思います。
ただ、資産を見られるかもしれないので、そこは注意した方が良いかもしれません。
ここまでで、家族が該当していそうな場合、「チャレンジ支援貸付事業」の対象になるかもしれません。
まずは区市町村の役所で相談してみるといいと思います。
相談し、該当することになった場合、ここから書類を書いていくことになります。
まずは借り入れという形になるので、貸付金の種類に応じて申し込み書類を作成し、区市町村の窓口に提出。
ちなみに、こちらでも記入する書類があるので、通っている学習塾に提出し、記入してもらいます。
「学習塾受講予定表」 は塾で今までかかった費用とこれから掛かるであろう受講料を記入し、保護者にお渡しします。
そして、これらの書類が東京都社会福祉協議会の審査を経て、承認を得られると借入申し込み者と連帯保証人に審査結果の連絡がいきます。
この連帯保証人を設定するところに貸付けている感じがするのですが、条件を満たせば返済の必要はありません。そこまで構えなくても良いのかなと思います。
借用書を提出し、2~3週間ほどで貸付金が借入者の口座に振り込まれます。
その後、注意しなければならないのは、まだ借りている状態であるということです。
このあと、資金の用途を確認するために、納入証明書や領収書の提出が必要となってきます。これが無いと、一括返金の可能性もあるので最後まで忘れずにしておかないといけません。
学習塾によっては領収書が出せない場合もありますので、その際は所定の書式で「納入証明書」がありますので、そちらをお通いの学習塾に提出し、記入してもらう必要があります。
内容はそこまで複雑なものではないので、すぐ対応してくれると思いますが、、
何があるか分かりません。例えば、業務が重なって忘れていたとか・・
期限はたいてい年度末(3月末)になるので、余裕をもって用意してもらえるようにお願いしておいた方が良いと思います。
ざっくり流れは説明したのですが、私も何度か対応しており、もう慣れてきました。
私が作成する資料はそこまで大変ではないのですが、借り入れを申し入れるご家庭はいろいろ事情があると思いますし、何度もやる作業でもないので、大変かもしれません。
せっかくこのようなサポートがあるのなら、使わない手はないと思います。早めに対応して、受験を優位に進められればと思います。
それでは、この辺で( ^^) _U~~
参考「受験生チャレンジ支援貸付事業」
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