やりました! 紆余曲折を経てとうとう英検準1級合格することができました。もうちょっと勉強した方がよかったかなと思いますが、合格できたので、とりあえず、結果オーライってやつですかね。嬉しい限りです。(ちょっと嫌味に聞こえるかもしれませんが・・すいません。)
さて、準1級に合格する上でどんな勉強が効果的であったかかと言いますと、一番大きいのは単語・熟語の暗記に尽きると思います。CBT(コンピュータ・ベーシック・テスト:テスト会場へ行ってPCに向かってテストする形式)の特長も含めて紹介していきます。
まずは、英検準1級の詳細から。
もくじ
<英検®準1級詳細情報>
①レベル:
準1級は、最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされている。社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められる。入試優遇や単位認定はもちろん、教員採用試験に優遇されたり、海外留学にも多方面で幅広く適用される。
②時間:
筆記 90分 / リスニング 約30分 / スピーキング 約8分
③料金:
9,700円(2023)
参考:2級 8300円 準2級 7800円 準会場は要チェックもっと安くなるはずです。
④審査基準
社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。
⑤レベル:
CEFR B1~B2レベル
CEFRはヨーロッパ言語共通参照枠のことで、英語の習熟度を測る世界的な指標です。英検3級はA1、英検2級はA2、B1、英検1級はB2、C1に相当。
<筆記試験とCBT試験の違い>
①受けられる回数が多い
CBTテストは通常の筆記試験が年間で3回あると思うのですが、その回数につき、2回まで受験することができます。イメージ的には12か月を3で割って、4か月のうちに2回までなら受けられるよということです。だから合計6回受験できると。
ただし、申し込んでから結果が出るまで3か月近くかかることを考えると2回目申し込むのはちょっと厳しいというか、かなりの確度で不合格だったとことを悟らなければキツかもしれませんね。。
私なら、やりませんが。結果みて何で落としているのかチェックしてから次の受験に備えた方が良いとおもうので。。
② 受験日を選ぶことができる。
これはとてもありがたいです。受験回や受験級によっては平日でも受験することができます。更に、時間帯も選ぶことができます。級によりますが・・
私は、休日を削りたくなかったので、平日に受験しました。一時的に私が教室にいなくなった日があったと思うのですが、まあ、、そういうことです・・ その時はすいませんでした。。
③ 一度に4技能全て受験できる
これも大きいです。従来であれば二次試験のために、一次試験合格後、また、試験会場に赴く必要がありました。それがなくなり、一度で終わらせることができるのです。ただし、一次試験歯科合格できなかった人は、また二次試験だけをうけるひつようがありますが。
つまり、今まで英検のために勉強と緊張で潰れていた休日を2日も取り返すことができるんです。ただし、この後、デメリットも言いますので、要注意です。
④ CBTはスピーキングがヤバい
「CBTのスピーキング半端ないって。」って言いたくなるような感じです。だって、隣の人の声めちゃ聞こえるから・・あんなの気にするなって無理でしょ。
恐らく、初回はみんな上記のように思うのではないでしょうか。。??
一応、聞こえないように耳あてのようなものもつけながらやるのですが、そりゃあ。。100%遮音してくれるわけでもないので、聞こえてくるんです・・ これなら、二次試験受ける方がよかったと思うかもしれませんが、まあ仕方ないですよね。
ここで、個人的なコツを申しておきますと、ポイントはスタートダッシュです。
自分が一番初めに始めれば、あまり気にならなくなります。誰かが話しているのを聞いてしまうと気になってしまうので、独走してしまえば、自分の世界に入れます。私はそうしました。
ただ、始める上でいつ始めて良いのか分からないと思うので、初回でやるのは厳しいかもしれません。
あと、恐らくですが、これは恐らくですよ。。多分、一人ひとりスピーキングの問題が違うと思います。「ああ、、何種類か問題があるんだな。。」と。ちょっと耳に入った声を聞いてそう思いました。なので、盗み聞きしたところで、なんの意味も無いので、そうぞ独走してください・・
⑤場所も選べる
なんと、場所も選ぶことができます。人気の場所はすぐ埋まってしまうので、早めの予約が大切です。駅近がおススメですが、まあそんなに都合よく取れませんよね・・
⑥ライティングは筆記かタイピングを選べる。
ライティングに関しては、どうなっているんだろう?と気になる方もいると思うのですが、これは選択することができます。申し込み時に選択することになります。私はタイピングを選んだのですが、英語の文章をタイピングした経験が無ければ、鉛筆使って筆記にした方が、無難です。今まで手で書いてきた内容をタイピングでと言われても意外とかけないものです。
なので、慣れている方が良いかと思います。
ただ、付け足し・加えたり、消したりするのはキーボードを使ったときの方が楽なのでこれはメリットです。天秤にかけて判断してもらえればと思います。
あとはキーボードを打つタイピング音がうるさいので、周りの人の目が気になるのであれば、筆記の方が良いかもしれません。
ということで、私はCBTテスト選択したのですが、人によっては筆記試験の方が向いているかもしれません。例えば、あまり、パソコンに慣れていない人とか・・
<個人的な体験談>
私は立場上、お恥ずかしいながら、全部で3回受験しています。私が決して賢いわけではないことを証明しているかと思います。 まあ、、要は頑張ればみんな合格目指せます!
3回の流れとしては、はじめはどんなものなのか、様子を見つつ受験しました。事前に過去問は解いていたのですが、実際どうやって4技能測るのか分からなかったからです。
恐る恐るCBTで受験したのですが、案の定、スピーキングでやられました。順番は何となく知っていたのですが、一番初めにスピーキングテストが来ていまして、いざやるとなると、
「えっ 今やるの??」
みたいな感じで、周囲の人がスピーキングテストをしている様子を耳にして焦った記憶があります。さらに、隣でスピーキングテストをやっているので、声が聞こえて気になります・・ 自分のテストが全く頭に入らなくなりました。
2回目で単語を本格的に勉強しました。ただ、あまり出来ず、、。結局、分からない・意味の微妙な単語や熟語があり、はじめの選択問題で結構落としてしまいました。
また、1回目に受けたときは気づかなかったのですが、CBTテストの場合、リスニングの問題は振り返れないということです。数問微妙だったので後でこたえようと取っておいたら、リスニング終了時と同時に入力も終了となってしまい、入力できずに終わりました。。
これは、焦りました・・ 私の操作がいけなかったのか?今でも謎ですが、少ない時間で入力できないかトライしましたが、リスニングの回答には戻れませんでした。。
みなさまは注意してください。。
今までのミスを含め、3回目で決めなければという焦りのようなものを感じつつ、単語勉強しました。受験した結果、あまり手ごたえはありませんでしたが、合格できました。
めでたしめでたし。。にしても、3万円の出費は痛いですね・・
私が使った参考書を参考までに。
英検準1級予想ドリル使いやすかったです。2~3周しました。英検過去問は過去6回分を繰り返し2周しました。
それに加え、間違えたところを反復して、間違えなくなるまでやりました。
スマホにダウンロードして使っていました。課金が必要ですが、分厚いパス単などを持ち歩くより、こちらで毎回見たい時、やりたい時にやれるのがとても助かりました。ただ、要補足チェック。
受験合格シリーズはとてもたくさんの問題があるので、とてもおススメですが、殆ど活用せずに終わってしまいました。というのも、数回受けて、ライティングはそこそこ取れたので、活用する機会が少なかったからです。
補足:てた単(アプリ)に関しましては、小・中・高生にはあまりお勧めしません。なぜかというと、まだ英語のスペルと音のリンクが身についていない可能性があるからです。学生のうちは発音しながら、書いて覚えるのがベストだと思います。ネイティブが聞いたことない単語をかけるように、日本人が知らない言葉をひらがなで書けるように、まずはフォニックスを身に付ける必要があります。このアプリだと、使い方によってはスペルの並びで意味を覚えかねません。あまり使えない記憶になる可能性があります。。
さいごに
こんな風に、簡単そうに書いてしまっているかもしれませんが、人によってはとても苦労するかもしれません。特に学生に関しては、大学受験である程度英語を得意としている人や、大学で英語を使うような学部でなければ、厳しいと思います。(いや、そもそも、それ以外の人で準1級をとろうと思う人はいないか・・)
私は幸いにして、レベルは高くないものの、英語を教えることもあるので、その延長で勉強したり、かつてTOEICを勉強したこともあったので、勉強するきっかけがあったりで、下地はできていたので良かったのかもしれないです。
感覚的には、TOEICに比べるとリスニング、リーディングは比較的容易(レベルに寄りますが、)な気がします。なので、あとは「単語量の差なのかな~」というのが感想です。
なかなか、受験に向けて踏み出せないかもしれませんが、大学卒業したのであれば、大学中級程度を目指して頑張ってみるのも良いかと思います。
ここまで来たら、少し私も受けてみようかな?という気持ちになって来たのではないでしょうか?
下に英検®のCBTテストへのサイトを残しておきますので、春ということもあるので、この際始めちゃいましょうよ。
英検S-CBT受験 https://www.eiken.or.jp/s-cbt/
いつやるの??
いまでしょ!!
さいごはパクリで締めるのも悪くないですね。
それではこの辺で( ^^) _U~~
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