こんにちは!! 卒業かと思えば、すぐに新年度がはじまりますね・・もうこのへんの早さはなんでだろうと思うほど早いですよね。
春に入り、新たな学校へ進学していく生徒を見ていくと、成長していく姿に少し寂しいような、うらやましいような気持になります。私が進学するとか、現状は夢のまた夢なので。。
さて、今年の合格実績については、東陽町教室のHPにのせた通りなのですが、今年は進学先の少しづつ流れが変わってきている印象を受けました。
(それは、私が誘導している面も否めなくはないのですが、、)学歴ではなく、スキルに応じた将来というのがポイントになってくるのかと思います。
「塾なんだから、進学実績がすべてだろ!!」
と思われる方もいるかもしれませんが、、私は果たしてそうなのだろうか?と、思っています。それは、本人の将来を考えたときに、一概に勉強を詰め込んで成績を上げることが将来の本人にとっての強みだとか、幸せにつながるのだろうかと。つまり、いけるから目指す、進学するといった選択から、本人のやりたいことを中心に考え、伴走してあげるアドバイザー的な進路提案をしてやらないといけないのではないかと。
いずれにしても教室長の手腕が試されますが・・
今後、就職するときは、どこの学校に行ったかではなく、これからは、働くときに「君は何ができるのか?」ということが大切になってくるはずです。恐らく、殆どの就活生はまだ何にも特化していない状況下で仕事探しを始め、何となく通過した内定先に就職している人がほとんどかと思います。また、企業側もその前提で入社後の育成プログラムがあったりします。
ただ、それでいいのだろうか?
何のための大学なのであろうか?
とはいえ、、就職活動はいまだに、学歴フィルターなどで絞ることは大いにあります。それは、何百人もの応募があった時、一人ひとり見ることはできないので、致し方なくといったところは大きいと思います。また、ポテンシャル採用的なところもあるでしょう。でも、やりたいことがそういった形でできない人が出てくるのは不本意かと思います。
だから、まだ将来が見えてこない学生にしてみれば、高学歴を目指して勉強をつづけた方が良いのは確かです。
ただ、私が感じているのは、「それで果たして、海外でも活躍できる人材が育つのか?トップレベルで働いたり、好きなことを仕事にするのできるのか?」ということ。職業の専門化が進んできている中で、このままで大丈夫なのか?ということ。
個人的に思う、最悪なケースは学力が上がらず、仕方なく偏差値の低い普通科の学校に行き、卒業後、何となく働きに出てしまうことです。
勉強面に関しては、圧倒的に勝ち目のない層に対して、これから働くうえで必要なのは、スキルです。だから、変に偏差値の低い普通科に行くよりかは、商業や工業に特化したような学校に行くべきではないかと思い、そう提案しています。
商業、工業もしくは単位制の学校にネガティブな印象を持つ、保護者様もいらっしゃるかもしれませんが、私は工業科、商業科の良さをご説明しています。
本人の希望とマッチしなければ、普通科という手もアリです。しかし、卒業した時に、なにが残るのかと考えたとき、ゾッとしてしまうのは私だけでしょうか?
それは、生徒を見るひとりの先輩として、「言っておかなければ無責任ではないか?」ともおもいます。
優秀な生徒にはもちろん、レベルの高い学習を含め、進路指導をしていきますが、そのあとやりたいことがあって、おぼろげながら行くべき方向が見えているのなら、通信制だって、夜間学校だってアリだと思います。専門性を磨けば、おのずと大学進学も開けてきます。
ジョブ型雇用が進む中、専門性があれば、仕事を得られる時代がきっと来るはずです。ただ、専門性は常に磨き続ける必要があります。
進路指導の他、学習する姿勢や習慣を学ばせることが、私の大きな役割であるのかなと思います。
ちょっと、個人的に思っていたことをしゃべりすぎましたね・・
それではこの辺で( ^^) _U~~
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