こんにちは! みなさまお元気でしょうか。。新型コロナによる暗い気分なので、元気に行きたいと思います!
新型コロナの影響により、外出自粛令が出たため、自由に動けず、ストレスが溜まってませんか? 保護者の方だけでなく、子供もきっとうずうずしているのではないかと思います。
既に録画した映像を視聴するものも充実してあるのですが、それとは別にZoomというアプリを使って授業するオンライン授業なるものがあります。
このZoomを使って授業がなかなか指導者としては悩みの種です。
既に何度か授業を行っているのですが、現時点で分かっているメリット、デメリットを上げていきたいと思います。
これから、Zoomを導入して授業を受けられる方は、参考までに読んでい頂けるとありがたいです。なお、こちらはあくまで、個人的な見解ですので、悪しからず。
ちなみに、これは個別授業の場合ですので、そのおつもりで。
もくじ
◎メリット
①接触することが無いので、感染予防ができる。
これを抜きにして、オンライン授業の良さは無いと思います。直接接触することが無いので、危険な感染症などの危険にさらされなくて済みます。
現在、新型コロナの影響で多くの方が、オンライン授業に興味を持たれているのも、これが理由かと思います。
②移動する手間や時間を省くことができる。
中には遠くから通われている方もいるかと思います。毎回、20分通うのにかかるとしたら、その時間を短縮できたら勉強する時間が少しは増えるかもしれません。。それは、楽観的な考えでしょうか・・
更に、台風や雨の日でもぬれずに授業を受けることができます。
③忘れ物がない。
自宅にいながら授業が受けられるので、「筆記用具を忘れた。」「間違えて、学校のワークをもってきてしまった。」などといった忘れや勘違いで授業の進行が遅れることが無くなります。
ただ、たまに、「宿題を家に忘れた。」を言う生徒が宿題をやってきていない口実にする生徒がいるので、そう言うことを常套手段として使っていた生徒にとってみれば、最悪ですね。私共としては、最高ですが。 (ちなみに、当塾ではそのような忘れは一切許されませんので、何度が続けば居残りとなります・・)
④しっかりやろうとする。分かろうとする。
なぜでしょうか。先生の話を聞いてしっかりやろうとします。
推測ですが、恐らく、今までは「甘え」があったのでしょう。近くに先生がいることで、聞けばすぐ分かるだろうと思い、なかなか自分から進めない。
しかし、映像越しになると、隣に先生がいない分、映像の指示をしっかり聞こうとするようです。この結果、今まで指示を出してから初動が遅かった生徒が、言えばすぐがんばってくれるようになりました。
もしくは、ですが、近くで保護者が監視しているので、頑張らざる負えない状況だからかもしれません。。
⑤答え合わせが少し楽。
これは、先生側のちょっとした、手間なのですが、答えに〇をつけてあげる作業が無くなります。赤ペンを使う機会がほとんどなくなりました。
一方で、本当にあっているのか心配になることもあるので、これはデメリットになりえるかもしれませんが。
✖デメリット
① 双方のWifi 環境が良くないと何もできない。
授業を始める10分前くらいから、生徒とつなげるようにするのですが、なかなか繋がらないことがあります。こうなると、余裕をもって対応していたつもりが、授業の時間に食い込んでしまうことがあります。その結果、少し授業を延長することになり、お互いに、予定がずれ込むことになります。
一方だけが、WiFi環境が良いだけではいけないということです。
こちらで、最大限用意していても、例えば、たまたま、生徒側の保護者が在宅勤務でWiFiで容量を使うような仕事をしていれば、影響が出たりなどして、なかなかつながらなかったりします。
もしくは、その逆もあり得るかもしれません。
△途中で音が聞こえなくなることがあります。
Wifi環境が悪化するとなるようです。こうなると何が起こるかというと、「言った。」「言わない。」の問題が起きるようになります。
「ここやってねー。」といったのに、何もしていない。ちょっとイラっと来るのですが、聞こえていなければ、こっちがやっていないことに怒っても、なんで怒られているのか分からない状況。。
ここは、ホワイトボードに書いたり、同じことを2度言うことで回避しています。
△時間差があって伝わることがあります。
たまに、動きがスローモーションとなり、伝えたことがすぐ伝わらなかったり、聞こえなくなったりします。
映像を見ながら指導しないと、先生が一人突っ走っているような状況になることがあるので、注意が必要です。
②対面個別授業に比べ、物足りなさがある
やっぱり、人と人が直接会って伝え合うっていうのは大切だなと思うことがあります。(ここで何を・・)
と思われた方も多いと思いますが、画面では伝わらない、先生の雰囲気や理解度に応じて身振り手振りで教えてくれる情報は、多くのことを生徒に伝えています。一方で、講師から見る生徒の様子などから理解しているのかどうか推し量ることもあります。
個別指導は集団授業・映像視聴のような一方的に情報を流すような授業ではありません(もちろん、中には参加型の授業もあります。)。
生徒の理解度を見ながら進めるので、映像以上に生徒の様子やノートの取り方など、多くの情報を総合的に判断して次の一手を決めています。
それが何なのか、具体的に細かく説明はできませんが、画面だと、なかなかわかりずらく、「伝わっているのかな‥」と不安になります。
③手元と生徒の表情を一度に確認できない。
これは、前項②に少し被ることになるのですが、今まで生徒の様子から推し量っていた微妙なニュアンスが映像だと皆無。
出来ているようで、わかっていなかったり、することがあります。
できれば、生徒全体像として、ノート、表情、手の動きなど含めて細かく見れればよいのですが、現状としてそれはできず。
せいぜい生徒の表情、もしくは、手元のノートを映すくらいでしょう。
それと、余談になってしまいますが、写す場所を指定する際、アングル変更も生徒に丁寧に指導する必要があります。生徒の中には、タブレットを立てるつい立しかない生徒もおり、ノートを映すのに、手間取ることがあります。
ピント合わせるのに、時間がかかって、授業の時間が削られ、「まずいよな・・」と思うことも。。
④教材は事前に渡しておく必要がある。
事前に教材や使う資料は用意して渡しておかなければなりません。もしくは、取りに来てもらわないといけません。
塾にいればすぐに渡すことができるのですが、自宅にいる場合ですと無理です。
例えば、ここが苦手だったから、対策プリントを持っている教材とは別に宿題として出したい場合は、わざわざ取りに来てもらう必要があります。(もしくは、郵送でこちらから送付。)
⑤ちょっとした確認テストができない。
生徒を信用していない訳ではないのですが、、英語の単語テストや社会や理科などの小テストなど、映像越しであれば、見えないところで、いくらでもカンニングすることができてしまいます。
信頼関係のある生徒であれば、大丈夫だと思うのですが、、なかなか不真面目な生徒ですと、思い通りにいかないかもしれません。。
☆オンライン授業の前提☆
私が何度かオンラインで個別授業する中で必要な前提について考えてみました。
・生徒のレベルが基礎以上身についていること。
基礎が身についていない場合、知っていること以上のことを映像で指導するのは困難。近くにいて、できないところから柔軟な対応が必要。
映像授業で基礎から詰まってしまうと、そこから動けなくなります・・対面していれば、あれやこれやと道具を使って何とか理解してもらえるのですが。。
・生徒が真面目であること。
不真面目な生徒の場合、映像授業は成り立ちません。。もしかしたら、映像越しにゲームしながら授業を受けている可能性だって否めないです。もしくは、できたといって、答えを見ながら書き写しているかもしれません。。
対面での授業であれば、ある程度先生の監視下で授業を受けるので、やってくれます。映像越しで見えないことがわかると、ふざけだすようでは効果がないのでオンライン授業は厳しいかもしれません。
・(できれば)保護者が近くにいること。
保護者が近く認いると、指導する側も緊張することなのですが、保護者が近くにいることで、生徒の集中力は高くなります。講師も緊張感をもってクオリティの高い授業を頑張るようになります。
保護者が授業途中に介入するのは、講師と生徒の授業を遮ることになるのでよくないので、近くにいるだけいいと思います。家族がいるリビングなどでやるとよいかもしれません。(生活音でうるさいと困るのですが。。)効果的な授業ができると思います。
と、思ったことをざっと挙げてみました。
まだまだ、探求段階なので、これからも更新していこうと思います。
「こうした方が良いよ!」 、「こうして欲しい!」
といったご意見ございましたら、ぜひコメント下さい!
それでは、この辺で・・(^^)/
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