こんにちは。あったかいんだか、寒いんだかよくわからない日が続きますね。。暖かい日が続くのかなと思えば、急に寒くなる。。さらに、花粉もすごいですね。目を掻かないように、常に気を張る今日この頃です。
さて、3月~4月は塾にとっても出入りの激しい時期です。
新たに塾へ来る人がいれば、去る人もいる。いろいろです。そのような中、良く受ける質問が集団塾と個別指導塾のどちらにしようか迷う声。
当然、私は個別指導塾をやっているのですから、相談を受ければ、建前上、、、とりあえずは個別指導を勧めるのですが、、
やはり、本音としては、生徒自身に合っている方を選んでほしいと願っています。
ということで、、そんな風なことから、最近考え方が変わってきましたよ。。
このまま、私が囲っていてもよろしくないと思う生徒には、保護者との面談の中で、集団塾の可能性についてお話するようになりました。というよりは、あまりウソがつけない質なので結局、保護者様と生徒について話していると、そういった可能性について真面目に話すことになってしまいます。
経営面からすれば、優秀な営業マンとは言い難い行動ではありますが、、
頑張る生徒を目の当たりにして能力を伸ばせるかもしれないのに、そうしないのは、ちょっと私のやるべきことではないとずっとモヤモヤしていました・・
その結果、何人かは集団塾へ行ってしまいました。。
って、 おいっ!!
という感じなのですが、、果たして、その後どうなっているのかは知りません。ただ、きっとうまくやってくれていると私は信じています。
さて、では、どういった基準で集団塾が向いている生徒なのか??
ということなのですが、5つくらい考えたことがあるので、書いていこうと思います。
まず一番に言えるのは、
もくじ
①競争が苦にならない。 切磋琢磨して頑張れる。
集団塾に行けば、おのずと周囲と比較するような環境になります。塾は、そこで切磋琢磨させながら生徒をどんどん伸ばします。負けたくないという気持ちがやる気につながり、更に頑張ろうとする意欲につながります。
ただ、競争や他人との比較が好きでない人もいます。そんな生徒には苦痛でしかないかもしれませんので、向き不向きがありますね・・
②自分で積極的に質問ができる。
集団の中にいても、手を挙げて先生に質問ができるような生徒は集団の方が良いと思います。授業後など、分からないところは積極的に質問に行く。もしくは、先生が休んでいるところに聞きに行くなど、自分から積極的に行動できれば、集団でも十分成績を伸ばしていけます。
ただ、緊張してなかなか聞きにいけない生徒や周りに見られているとなかなかうまくしゃべれなくなってしまうなどであれば、落ち着いて聞ける個別の環境の方が良いと思います。
一方、「先生を独占して質問をたくさんしたい!」、「質問の待ち時間がもったいない!」と強く思う生徒に関しては、個別の方が向いているかもしれませんよ。
集団塾の場合、他の生徒がいてなかなかタイムリーに質問できないといった可能性もあるので、ほぼ独り占めできる、個別塾の方が良いかもしれません。
③ある程度の基礎知識がある。
これは向いているというよりかは、必要な条件といった感じになります。
集団授業の場合、指導する側は、生徒一人ひとりのバックグラウンドまで、気を使うことはありません。大まかなレベル分けテストで生徒のレベルを区分けするだけです。クラス分けはあると思うのですが、最低限基本的な計算ができることが大前提です。
なので、もし、基本的な問題となる土台が十分でないならば、(例えば、中学生なのに小学校の内容も危うかったり、高校生なのに、中学の内容が危ういといった生徒など、)集団塾は少しきついかもしれません。
とはいえ、もちろん、補講やサポート対応が充実した集団授業もあると思いますし、集団の中で助け合いなどもあるでしょう。うまくカバーできるだけの要領の良さがあれば問題なしです。
ということで、、十分な基本が身についてなければ、集団塾は残念な結果になりがちです。1次関数が分からないのに、2次関数をやるされるみたいなことですね。。そもそもが分からない状態で受ける授業ほど、苦しくてつらい授業はありません。 大学に行くと結構そういうことありましたが・・
いずれにせよ、とても非効率的です。
④あまり、周囲の視線が気にならない。
周囲がすぐ気になってしまい、なかなか集中できない。できない自分が恥ずかしい。そんな思いは誰にでもあると思います。個々により感じ方は違うと思うのですが、中にはとても気にしてしまう人がいます。
集団授業では、先生にあてられたり、成績が開示されたり??などなど、結構オープンな関係性が求められることがあります。
この感じが好きな生徒も居ると思います。また、前もって予習したり、頑張ろうと思える生徒にとってすれば、かなり好循環が生まれ、どんどん伸びると思います。
かつては、そんなのあたりまえだったのですが、今は違います。。生徒一人ひとりのニーズにこたえた授業。それが、個別指導での対応だったりしますね・・
⑤友達との関係を重視する。
集団を選ぶ理由としては少し弱いのですが、友達がいるから、行こうと思う生徒です。
友達と一緒に行くことが楽しく、一緒に勉強も頑張ろうといった感じでしょうか。一緒に同じ授業をけていたりするので、質問しあうことができたり、予習を一緒にしたりと、共有することが多いのが良いですね。
また、優秀な友達が近くにいると、おのずと勉強時間も増えて自分の成績も上がっていくなんてこともあります。これも、集団授業のメリットではあります。
これが、個別ですと、生徒一人ひとりに合ったカリキュラムであったり、テキストが違っていたりするので、なかなか情報共有することは難しいかもしれません。また、授業時間や教科もまちまちなので、友達と一緒にというのが難しかったりします。
ただ、最近では個別指導塾にも友達と一緒に受けたいと指定してくる生徒がいます。要望に応えられれば、そうすることもあるので、友達がいるから集団を選ぶという理由はあまりなくなってきているかもしれません。
ということで、集団塾に向いてそうな生徒を上げてみました。
ただ、これが全てという訳ではなく、もちろん、例外もありますし、諸事情により個別の方がよかったりすることもあります。
例えば、優秀で積極的に質問ができるけど、あえて、個別を選ぶということもあります。それは、みんなと一緒にやるよりか、個々でガンガン進める方が効率が良いからです。自分のペースが、他の集団を上回るようであれば、個別塾の方が良いです。
もしくは、時間的な問題ですが、多忙な部活やクラブチームに所属しているなどで、集団授業の時間の都合が合わない生徒がいます。そんな時は柔軟な時間設定ができる個別指導の方が良いですね。
それと、選ぶ際に言えることで、これはもう認めざる負えない事実ではあるのですが、基本的に、集団塾の方が優秀な生徒が出てきやすい環境と言えます。
なぜかというと、競争の中で大量の課題をこなしていくからです。今までの実績や経験からこれだけこなせれば、これくらいのレベルは行けるみたいなのがあるはずです。ただ、これらは授業についていければという前提条件付きです。そして、学んだん内容をうまく処理できているのかということに尽きるかと思います。
個別の場合は量や競争より、個々の事情に合わせた対応ができることがメリットです。より丁寧に寄り添った対応を求めるなら、個別を選ぶ方が良いです。
今まで挙げた5つの条件を満たし、競争の中で頑張れるようであれば、集団塾も検討すべきだと思います。
個別指導塾の塾長が言うのもなんですが、、そういうことです・・
とりあえず、今日はこの辺で( ..)φメモメモ
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