【共通テスト】英語民間試験の導入は立ち消え。

こんにちは!

英語民間試験(英検®、IELTS、TOEFLなど)
の受験を強く塾生に押し付ける、塾長です。

なぜなら、、英語外部試験は大学受験にまで使えるからです! 漢検や数検を大学受験で活用できるかと言われれば、あまり使えないのですが、民間英語試験であれば、使えます。

 

 

例えば、早稲田大学の商学部。そもそも、英検準1級が出願条件に組み込まれています。

更に、得点に応じて英語試験に加点する制度となっています。

 

英語の重要性の高まりに合わせ、英検や他の英語資格を出願条件とする大学や資格を持つ生徒を優遇する大学は増えています。特に、文系学部でその傾向は強く出てきています。文系志望学生は英語外部試験の受験は必須ですね。

文系だけでなく、もちろん理系も大学では英語をかなり使っていくはずです。学部によりますが。理系だからいいやということではなく、理系を志望する学生もしっかり意識してほしい所です。

 

ちなみに、英語検定試験を活用している大学なのか確認するうえで、素晴らしいサイトがありましたので、ご参考までに。

 ⇒ 大学受験パスナビ「英語外部検定利用入試」特集

 

 

ということで、事前に取れるのなら、少しでも受験を優位に進めるためにも取っておいて損はないでしょ!

というのが、私の言い分。

 

 

前振りが長くなりましたが、そんな英語民間試験なのですが、記述式の導入見送りに続き、共通テストでの活用を見送ることになりました。

どうやら、実施費用や受験地などですべての生徒が公平に受験することができないからということです。

 

確かに、IELTSとか2万円以上しますし、私も含め、一般家庭がそう何度も受けられるような試験ではありませんよね。

「とりあえず、試しに受けてこい!」とか言えない値段です。

更に、こうした民間試験が全国津々浦々受けられる体制が整っているかといえば、そうではない状況があります。

そう考えると、圧倒的に東京在住の生徒の方が環境優位であることは認めざる負えません。

 

そもそも、民間試験導入を考えたのが、東京にいる官僚たちであることを思うと、首都圏以外のことは何も考えていなかったのではないかと思えてなりません。。共通テストは全国の生徒が受けるテスト。

 

そこに、利益を追求する民間試験を組み込もうとするのはもともと無理があったのかもしれません。

  

 

そんなこんなですが、現状を見てみましょう。

初めに、紹介した一例を見ても、各大学はそれぞれ、一般入試に民間英語試験を組み込んでいます。

まあ、そうなっていきますよね。。いままでも入試に民間英語試験を活用する流れはありましたから。

結果論かもしれませんが、もともと共通テストに組み込まなくても良かったのでは??

   

 

それにしても、民間英語検定試験は高い!! 

富あるものが有利というのは変わらないですね。

 

 

  

これが、資本主義なんですね。

 

 

 

という、なんとも後味の悪い終わり方でした。

 

 

それでは、この辺で!( ^^) _U~~ 

 良いGWをお過ごしください!

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