こんにちは。寒くなってきましたね。。
そして、受験が近づくにつれ、受験校に対する漠然とした不安が襲ってくることもあるのではないでしょうか。
この時期は気温差とか、日照時間の変化など、いろいろな変化があり、何かと体調を崩しやすい環境になってきています。当塾でもさっそく加湿器を出してしまいました。
この時期になると、受験生は次のテストに向けて頑張るしかないのですが、時に不安になるのか、受験について相談を受けることがあります。
勉強をしてもなかなか成績が伸びない。志望校は決まっているけれど、大丈夫なのか。併願推薦は受けた方が良いのか?などなど。。
その中でも、成績が伸びない点については、相談が多く、不安に耐えきれないのか、中には退会して違う塾へという方もいます。これは本末転倒ですなのですが。(後々、説明します。)
勉強しても全然上がらないのには、いろいろ事情があると思います。その一つに、勉強の習慣化ができていないことが挙げられます。
特に、中3生から入って来た生徒に関しては、殆ど勉強する習慣がついていないことが多く、注意をしています。そして、一度に全部こなそうとする傾向があるので、その時はできてもなかなか定着しない。もしくは、次の週には忘れていたりなど。
これは、なにも受験生に限った話ではなく、成果が上がらない生徒によく言えることです。
なので、私のところでは、成績をどうしても上げたい場合は、とにかく塾に来てもらい、学習習慣をつけるようにしています。はじめは週2回から始まり、最終的には週5回来てもらうような感じにします。
なにも、「週5回授業を入る。」
という訳ではなく、自習に来てもらうだけでOKです。
平日は家に帰ったら勉強するという習慣をつけることで、次第に、勉強しないとソワソワするような感じになってきます。もちろん、週5回授業を入れてもいいのですが、ポイントは自発的に来るということです。
授業があるから行くのは当たり前。
そうでない状況下でも自分で来れるようになれれば、きっとこれからも学習する流れを作れるようになります。
私が常に考えているのは、今だけでなく、これからも使える能力と経験の養成です。
一度、こうしたらできるようになったというような経験をつけさせ、前例を作れば、この先も、きっと乗り越えるべき壁にぶち当たった時も乗り越えられるのではないかと思います。
とはいえ、、これの「通う。」という第一歩がなかなか難しいです。
行けば、勉強をしなければならない。でもしないといけない。けれど、勉強したくない・・
今までやってこなかった人間には葛藤が芽生えるのではないでしょうか。
ある程度の忍耐力が必要になってくるのは確かです。そして、誰か見てくれる人の存在が必要です。
なので、私はできるかぎり頑張って塾に来れた生徒には声掛けをしています。そして、生徒が少しでもやる気になってもらえればと思います。
こうした習慣化ですが、継続が重要です。
先生・講師との信頼関係があって初めて、「じゃあ、頑張ってみる。」となるわけです。
だから、安易に塾を変えるべきではないと思っています。これは、私が塾をやめてほしくないからいう訳ではなく、信頼関係というのは時間をかけなければ作れないからと考えているからです。
ただ、中には、講師との関係性の薄かったり、遊びに行っているようなところがあるのも確かです。
その場合、もちろん成績が上がるはずはありません。勉強のできるようになる生徒は、少なくとも勉強時間が増えている生徒です。そこは、いくら子供が塾に行きたいといったとしても、見極める必要があります。
いずれにせよ、信頼関係を築くには時間がかかります。
安易に塾を変えて今までの関係を清算してしまうのはとてももったいないことです。講師や教室長との人間関係をしっかり見極め、勉強時間が増えているのであれば、もう少し見守ってもいいのかなと思います。
まずは、勉強習慣を作り、学習時間を増やす事。そのきっかけとして、講師や教室長との人間関係を作り、塾に強要にすること。
これができていれば十分かと思います。
その先に、結果を問う作業が入ってきます。
ということで、最近の相談が多いのですが、こんな感じで書き残しておきます。
それではこの辺で( ^^) _U~~
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