【テスト前課題】終わらせることが目的になっていませんか?ワークは計画的に。

こんにちは。いよいよ今年最後のテストが近づいてきました。新型コロナも落ち着き、日常生活に光が見えてきたそんな今年の有終の美を飾るであろうテストです。そんな期待に満ちたイベントではあるのですが、私にとって気になることがありまして、

最近どうしても気になってしかたないので、この場をお借りして書いていこうと思います、、、

 

 

それが何かというと、テスト前に出される課題のこなし方です。

 

 

見ているだけで、少しイラっと来てしまうのですが、

もう、すごい勢いで今までさぼって来たワークやら課題やらを終わらせようとしている生徒がちらほらいます。今まで見たこともないような集中力でこなしている様子を見ると、止めるのも気が引けるほど・・

(その集中力をもっと違うことに使ってほしいのですが・・)

 

 

中には、答えを写すという猛者もいます。

 

「この私の前でよくそんなことができるな。。」

 

と思いつつ、そんな生徒には優しくそんなことしても意味がないことを諭します。

 

 

「答えを写してなんの意味があるの?」、「学校の先生はそんなこと望んでいないよ。」、「ただの手の運動にしかならないからやめなさい。」

  などなど、ありとあらゆる嫌味を言ってそんな生徒の悪あがきを阻止しています。

 

 

 

「なんでもっとうまくやらないんだろうな・・」といつも思ってしまいます。みんながみんな言うことを聞いて、うまくできるようにならないのは承知の上なのですが、もう少し考えてもいいんじゃないかな・・と。

 

ただ見ているだけという訳には行かないので、

こういった場合は少しづつやり方を修正していかなければなりません。

 

 

ということなのですが、、

そもそも、テスト前に全科目の課題が集中することで、生徒の抱く危機感からやっつけになってしまうという状況も良くないと思っています。当然やっていない生徒は提出しないといけないので焦ります。

 

もっと小分けにして出せば生徒にとっていいのにと思うのですが、そこは学校の先生も何十人という生徒を抱えているのでしょうから、管理はさぞ大変であろうことを考えると致し方ないのかなと思ってしまいます。

 

 

とはいえ、このテスト前の提出課題というのは直前にガーっとやっても何の意味もありません。提出期限に間に合わせるためにやっつけでやった問題は何にも身につかないですし、目的がとにかく空欄を埋めて、あたかも頑張って考えましたかのように書き、終わらせることにあるので、

書いているだけといったことになっています。

 

 

せっかく素晴らしい問題がこれだけあるのに、こうやって終わらせてしまってはとてももったいないと思います。

 

 

一方で点が取れる生徒は学校のワークを大切にしているような気がします。

何度も繰り返し、中には、テスト範囲は5回も繰り返したという努力家もいました。

 

そういった生徒はやっぱり良い点数を取ってきます。

 

 

ということで、学校のワークが終わらず、どうしてもテスト直前で焦ってしまうという生徒には授業のたびにワークの進捗状況をチェックしています。

もちろん、ワークをこなすのは塾の宿題にはならないので、これとは別に宿題を出すことによって、学習時間が増えます。

 

これで、テスト前は一度やったワークを見直す余裕も出てきます。

更に、応用問題にもてが出せるようになり、好循環が生まれます。

 

 

 

一応、理想論を書きましたが、現実には、

できている生徒もいれば、言ってもできない生徒がいるのも確かです。

 

 

これは解くスピードの問題もあるし、学校の方針の問題、例えば、学校に忘れないようワークを回収してしまっているとか、答えを配らないなどといった事情もあり、進まないことも。。

 

 

生徒に合ったやり方を都度提案していくしかないところもあるのですが、

とにかく、テスト前に提出しなければという危機感で適当に、かつ素早く終わらせてしまおうと考え、全く問題の理解につながっていないという事態は避けましょう・・

 

 

 

もし、どうしてもできないのであれば、相談してください。

 一緒に、スケジュールを考えましょう( `ー´)ノ

 

 

それではこの辺で!!( ^^) _U~~

 

 

 

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