こんにちは。いよいよ、学校説明会も終盤を迎えてくる頃ではないでしょうか。個人面談を経て併願優遇を獲得するために、予約を何とか取ろうと奮闘している方もおられるかと思います。
個人面談時に重要となってくるのが、何を隠そう、内申点。
内申点によって、推薦がもらえたり、併願優遇が取れたりするので、言い換えれば運命のチケットとでもいえますでしょうか。良いチケットを(努力の結果!?)得られた者は、試験をほぼ気にせず高校へ入学することができる。そんな素晴らしいチケットのように例えられますでしょうか…
さて、この内申点なのですが、納得することもあれば、、疑問に感じることもあり、また、多くの保護者もこの11月~12月に出る最終内申点の結果に一喜一憂するのではないでしょうか。
そんな、大切な結果ですので、当然、我が子の努力に対する、相応の結果が出ない場合、不満や疑問を持つ方がいるのではないでしょうか?
学校にいる生徒を常に見ているわけではないので、たまに、相談を受けますが、テストの点数でしか評価することしかできません。それでも、普段の生徒を見ていると過大評価・過小評価なんじゃないかと思わないわけではありません。。
当塾では、毎年結果を集計しておりまして、どのように上がるのかチェックしてます。
例年、前期の結果と比較して、大幅にアップすることはありませんでした。上がっても1~2くらいです。
まあ、私もそれはそうだろうと、思っていました。だって、今までの積み重ねですので、ここでいきなり上げるのはよほどのことだろうと思っていますので。ただ、今年はとてもレアなケースが出ました。
特定される可能性があるので、明言はしませんが、今年は合計で3つも,4つも上がった生徒がいました。
てとても驚きました。。
こんな、例外があるのかと、思いました。
今まで後期のテストはそこまで踏ん張ったところで上がることはないと思っていた私の考えが大きく変わりました。最後の最後でいっきに上がることもあるんだな・・と。
とはいえ、ふつうはそんな風に上がる訳ないはずです。学校の先生だって生徒をしっかり見てるでしょうし、今まで頑張ってなかった生徒が内申点が出る直前だけ頑張ったからと言って上げるわけがないと思っています。
そこは人ですから、ご察しできるかと思います。
今まで悪態ついてた生徒が、最終的な内申点が出る前だけ、ゴマをするようなことをしてきた。もしくは良い点を取り、課題をしっかりこなしたからといって、じゃあ、成績上げてやろうとはならないはずです。それは、今までの平均を取ってみても簡単に上がる訳は無いからです。
では、今回成績が上がった生徒たちは何だったのかというと、、簡単に言えば、本来その成績をとっても良かった生徒が過小評価、もしくは、あと少しで成績アップだったケースかと思います。
それが、何教科もあったといったところでしょうか。
例えば、「3」か「4」のはざまで揺れ動いていた。テストの点数があと1点でも上がれば「4」だったなど。
真面目な生徒だったので、前期の結果には疑問が付くような結果でしたが、
こうして、内申点を見れば、納得がいく結果です。
このまま、だと「おかしいよな。。」と思っていたところでしたので、良かったことです。
さて、ここから得られる教訓としては、
「最後まで頑張れ。」
ということでしょうか。
見ている人はしっかり見ています。信じてしっかり頑張り続けること。
志望校も同じかと思います。模試によっては点数が悪いかもしれませんが、もう少しの努力で、D判定がC判定になったかもしれない。
模試に関しては、内申点のような先生による主観やブラックボックス的なものはありません。あとどれくらいで合格水準に達するのかが具体的に点数となって出てきます。
冷静に分析すれば、意外とあと数問取れれば、合格点だったなんてことは良くあります。
これから、最後の詰めに入ると思うのですが、あきらめず、苦手を分析して、一問でも多く正解を取れるように努力し続けることが大切だということです。
さて、詰めの冬休みです。
頑張っていきましょう( `ー´)ノ
それではこの辺で!!
コメントを残す