こんにちは。伸びている生徒とそうでない生徒の違いについて、いろいろ観察を重ねている塾長です。
伸びやすい生徒には特長があると思っていまして、大まかに5つに分けてみました。「当たり前でしょ!」って思われることもあるかもしれませんが、そこは、飛ばして頂ければ。。自分に当てはまるもの、当てはまらないものあると思いますが、次の成長につなげていきましょう!
なお、あくまで私個人の見解にはなりますので、誰にでも当てはまるわけではないということをご承知おき頂ければと思います。
また、生徒の性格的なところも大きく関係していると思います。伸びてほしいという想いから、子供に押し付けるようなこともしないで欲しいと思っています。
それでは、「私の思う伸びる生徒の特長」紹介していきたいと思います。
もくじ
① 素直であること。
ともて重要なので、一番初めに書きました。
言われたことをしっかり実行に移す。素直であれば、生徒は必ず伸びます。また、先生や講師から見ても、素直な生徒はつい力を入れて教えたくなるものです。
なぜなら、言われた事をしっかりやってくれていると、教えた側も嬉しくなるからです。すると、素直に話を聞いて実行してくれれば、生徒の伸びも早く、先生もやる気になり、どんどん伸びていきます。
一方、素直に聞いてくれない生徒に関しては、なかなか伸びにくいです。面倒に思ったり、まじめに聞いていなかったり。言われたことができなければ、伸びないのは当たり前かもしれません。
では、素直になれない子はどうしたらよいのか。。状況にもよるのですが、本人がそうしたくない理由を聞く必要がありますす。ただ、やりたいことと、やりたくなくてもやらなけれいけないこと等あります。本人のわがままってこともあります。まずは、話をしっかりきいてあげることです。少しづつ考え方を変えていければベストです。
あとは、塾や学校のスタッフに相談するのも良いと思います。塾であれば、必ず協力してくれるはずです。やる気になるように家庭と連携していくことが重要だと思います。
② 真面目であること。
真摯な態度とでも言いましょうか。言われたことに真面目に取り組める生徒は伸びます。当たり前の様ですが、意外とできていないことがほとんど。
最後まで手を抜かずに勉強しますか? 頑張って解こうとしてますか?
先生を少しでも馬鹿にしていたりしてませんか?
適当にノート取っていませんか? 時間に遅れてませんか?
本当に真面目で頑張る生徒に対しては、どの講師も態度が違います。私にさえ、○○くんはとても頑張っています。と自慢げに話してくれる講師も。
真面目に頑張る。ここには、教えてもらえる先生に対する尊敬の念みたいなものがあるのだと思います。その想いに教える側も嬉しくなるのではないかと思います。
また、真面目さは、勉強以外にも当てはまります。正面から真面目に向き合う心構えがあれば、支えてくれる、応援してくれる人はおのずと出てくるものです。勉強に限らず、スポーツも伸びます。
③ 質問ができること。
質問できるということは、しっかり授業を聞き、何をしたらよいか考えている証拠です。質問を通し、わからないことを明確にできれば、理解が更に深まります。
また、言葉で繰り返すことで、記憶にも定着しやすくなります。
ただ、全く見当違いな質問だと困ります。
話している内容を理解していないということになります。何でもかんでも質問すればよいということではないことをわかってもらえればと思います。
聞いたことを考え、自分なりに解釈したうえでの質問ができれば、更なるレベルアップが望めるかと思います。そういう生徒は先が見通せるので、言われなくともその先の単元でもスムーズに進められます。
予測まで出来るようになれば後はちょっときっかけを与えるだけで十分になります。
④ 整理整頓ができること。
ほんとうは個人的なものなので、あまり宜しくないのですが、、たまに生徒の塾バックの中を見せてもらいます。あまりに成績や授業態度のひどい生徒の場合、「バックの中を見せなさい!」と叱ることもあるのですが。。
必ずと言っていいほど、成績の伸びが良くない生徒はバックの中がぐちゃぐちゃです。整理整頓ができていないんです。
(そういう時は、私が整理してあげるのですが。。)
きっと、頭の中も同じようになっているかもしれません。
学習した内容をそのまま頭に積み重ねていくので、なにがなんだか、どこに何があるのか、ごちゃごちゃしています。自分では整理ができないので、授業で仕分けしてあげる必要があります。
成績の伸びる生徒は自分で頭の中を整理します。だから、必要な時に必要なところから記憶を持ってこれます。また、そういう生徒に限って、ノートもキレイに取っています。
学んだ内容を整理して書けるということは、頭の中もしっかり整理できているということなのかもしれません。
⑤ 宿題は必ずやってくること。
真面目や素直につながるところがあるかもしれませんが、約束をしっかり守って宿題をやってくることは、とても重要です。
宿題には講師がその日に教えた内容のエッセンスが詰まっていることがほとんどです。だから、それを家でやってくるだけで、その日授業でやったことを振り返ることができるようになっています。
(少なくとも、私はそのように宿題を出すよう講師に指導しています。)
だから、宿題をやることで、やった内容をもう一度振り返ることになり、あれこれ考え、時には調べることもあるでしょう。そうやって、記憶に整理して定着させていくことができます。
さらに、宿題をやってくる生徒は、次の授業で次の単元をスムーズに進めることができます。だから、テンポよく進められ、どんどん進みます。テスト前にはしっかり復習の時間を取ることもできるようになってきます。
この流れが成績を伸ばしていきます。
やってこない生徒、やれなかった言い訳ばかりを絞り出す生徒はなかなか宿題に限らず、約束を守れないことが多いです。
そうなれば、成績も伸びにくくなるのは明らかです。
さいごに
中学校までのレベルであれば、一通り努力すればある程度満足のいく成績を取ることは可能です。ただ、個々のこだわりだとかプライド、反抗期特有の反発などで、なかなか素直になれなかったりするので、なかなかうまくいきません。
そこで、一歩我慢し、人の話をしっかり聞くことができるようになれば、更に成績は飛躍して良くなると思います。
なお、5つのうち、はじめの2つは性格的な要素が入ってきます。保護者の厳しい躾けがあっても、なかなか真面目に取り組めなかったり、集中しなかったりと、そうなれと言われてもできないことがあります。
一方、最後の3つは心がけ一つで変えることができるものです。はじめはあまり的を得ていなかった質問が、繰り返すうちに理解の仕方がわかってくる。
とりあえず、散らかった部屋を片付けてみる。バックの中をファイルで整頓してみる。何がどこにあるのか分かるようになります。
宿題は必ずやると決めれば、できることです。やれば出来ることに関しては、いくらでも変わることができます。
習慣を変えていくことで、考え方、とらえ方、ものに対する向き合い方が変わってきます。
出来ていない生徒は、とりあえず、変えていきましょう。
とはいえ、、素直でなければ、この話もこころに届かないかもしれませんが・・
今日はこの辺で・・ それでは!!( ^^) _U~~
コメントを残す