こんにちは。いやー蒸し暑い日が続きますね。電気代の高騰もあり、極力エアコンを使わずに過ごそうと頑張っている私です・・ すいません。塾ではガンガン使ってますが・・
さて、公立中は中間テストが終わって2～3週間たったでしょうか。一喜一憂あったと思います。できた子もいれば、そうでなかった生徒も。大切なことは、今回の反省を活かして次回につなげることです。
ただ、今回のテストでとても気になったことがありました。
それは、テストの難易度についてのことです。
公立の学校によっていろいろやり方はあると思います。気合の入ったテストから、毎年恒例のようなテストまで。そこには、「めっちゃ熱意が伝わってくるテスト」の他、「これ去年と一緒やん・・！！ 手を抜いているやろ・・」みたいなものまで。
やはり、長年テストを回収して各学校のものを見ているとわかるようになってくるのです。
そして感動的に何を生徒に求めているのか分かるテストもあります。そんなテストに出会えるとその学校の先生には尊敬の意と共に、次のテストが楽しみになってきたりもします。
ただ、絶対的に許せないテストもあります。
それは、絶対的にふるい落とそうとしてくるテストです。
「それを公立の中学でやってくんな！！」って思います。
なんか勘違いしてませんか？と言いたくなります。
当然いろいろな学校の私立中のテストも見るのですが、特に数学なんかは幾何と代数に分けてそこそこのレベルをいきなり聞いてきたりします。
それは、当然中学受験での学習があってこそなのですが、それに似たことを公立でもやろうとした思惑を感じることがあります。 深○○中ですよ( ｀ー´)ノ 個人的には公立中でそんなことしないで欲しい。どんな背景があるのか予想はつきますが、先生の都合で考えないで、生徒主体で考えて欲しい。
当然、算数が苦手、数学が苦手の生徒にしてみれば、図形なのか計算なのキャパを越えます。（簡単に言えば、幾何 ⇒計算演算問題。 代数 ⇒ 図形）
特に中1からそんなことをしたら、できない生徒は増々できなくなるのは目に見えているはずです。だって全く違う内容を並行してすすめ、それを同じテストで実施するんですから「ちょっと追いつかないっ」てなりますよね。
英語もあります。
英検に準じた形式なのか、指導要領を真に受けて作ってるか知りませんが、いきなりやってできるわけないじゃんと思うこともあります。
個別で指導してくれたらできるかもしれませんが、集団授業でやっても中々身につかないのに、ポッと出してくるあたり厳しいと言いますか、意地悪なの？と思ってしまうことも。
今回は数学がひどかったのですが、私は公立中で幾何と代数に分けて指導するのはあまり好ましくないと思っています。学校の数学レベルが高ければ別ですが・・
なぜなら、ついていけなくなる生徒が絶対的に増えると思うからです。
それは、当塾の生徒を見ても明らかです。中1で初めて触れる単元に苦闘しているなか、更に幾何分野までやれとは結構手厳しいです。中3なら受験を考えてということで致し方ない感じはありますが、あからさまに数学の苦手な生徒を振るい落とすような問題を出すところに私は怒りを覚えました。
生徒を思いやる気持ちが全く感じられませんでした。
ほんとうに生徒のことを考えているのであれば、出せないような問題をタイミングや状況を考えずに出してくるあたりに一部の学校教師のクオリティの低さを感じます。
まあ、どの時期にもいるので、仕方ないのですけど・・
もう少し考えた方が良いと思いますね。
公立中は誰もが通える義務教育最後の砦です。できる人間だけをあからさまに評価する授業やテストであっては、公共教育としての機能は失われていると思います。だから、誰もが納得するテストや進度を考えて欲しいです。
できない生徒でも救われるようなレベル別の評価ができるのが理想。それは、レベル別到達度によって評価基準を変えていくべきかもしれません。
私の役目は更なる成績向上の他、苦手な生徒のサポートでもあります。学校に、苦手な生徒への厳しい対応が更なる苦手の加速につながることもあります。
何のための勉強なのか、その使命と役割を考えて日々の授業や課題を出すことが重要です。できる生徒を基準にテストを作るなど、公立の学校でもってのほかだと思うのですが・・
私立の学校はお好きにどうぞ。なんも文句言いません。 むしろ、考えさせるクリエイティブなやつお待ちしております。
それではこの辺で。
次のテストは挽回していきましょう( ^^) _U~~
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