【N中等部・N高等学校へ訪問】新しい学校に驚き。

こんにちは! 今回は聞いたことはあるけれど、実際はよく知らない。。N高等学校&N中等部の説明会に行って参りました。

みなさまもご存知。ニコニコ動画で有名な角川ドワンゴが学校法人を作って設立。設立が2015年なので、まだ数年ほどしかたっていないのですが、学校の取り組み内容は今までにない教育の在り方でした。

まずは、学校情報メモで基本的なポイントだけ上げていきます! ちょっと気になるという方は、ここだけ見ておけば良いと思います。

もう少し興味が湧いたらそれ以降も読んでいただければと思います。

 

 

1、学校情報メモ

 

生徒数     7,875名(2019年3月)
    
立地   全国各地に19キャンパス展開。(北海道1教室、東北1教室、関東に9教室、中部2教室、関西4教室、中国・四国1教室・九州1教室)
*うち4教室は2020年4月から開校
    
合格偏差値  ‐
    
学費通学週5コース:初年度合計 約100万円 
(うち、入学金11万円、施設・維持費24万円)
その他、MacBook 約15万円の購入が必要。制服もあり。

<ご参考までに>
週3コース:初年度合計 73万円 
週1コース: 〃    50万円
通信・単位生過程: 〃 約13万円(所得による)
    
大学進学実績2018年度国公立大学 9名(九州大、筑波大、電気通信大など)
有名私立大学  31名(早慶上理 11名合格、GMARCH 19名など)
その他、海外大学への進学もあり。
    
指定校推薦枠 ‐
    
その他・通学コース、ネットコースから選択可能。通学コースの場合、週1~週5の中から選択。
*高卒資格認定取得のためには5日程度のスクーリングが必要。そのため、ネットコースであっても、最低限通いは必要。

・新入、編入、転入から選んで入学が可能。
新入学、転入学は4月、7月、10月、1月から選択可能。

・入学条件
 所定書式資料を学校に書いてもらい、提出するだけ。

・プログラミング授業が充実している。
  
HP N高等学校(ここをクリックするだけでHPへ飛びます。)

 

  

2、他とは違う学習形態

 

普通の高校とは全く異なります。かといって、定時制、通信制とも少し違う。新たな学校での学び方、通い方です。ネット通信時代の流れを汲んだ、先を行く学び方を実践していると思いました。ネット制高校という新たな枠組みになるのではないでしょうか!

同校には学校へ通うことが苦手である生徒もいますが、将来の夢を追いかけ、その道に専念したい生徒や高校で好きなことをしたいと考えている生徒も選択します。近年、あえて定時制や通信制を選択する生徒が増えている背景にも一致するところがあります。

 

 ◎ネットで授業を受ける

説明会で授業やりとりの一端を見せてもらうことができました。

スマホやタブレットでも受講することができ、ホームルームなどもネットを通して行われます。「Slack」というアプリを用いて集団でコミュニケーションをとることになります。

 

 授業の内容を見て、特に関心したのは、ネットを通して授業を受けることで、 質問や意見するハードルが圧倒的に下がり、授業へ参加しやすくなることです。

質問やコメントなどの投稿をすることで、各々が授業にしっかり参加することができるようになっていました。やる気のある生徒であれば、授業に参加しなくても映像参加型の方が効率的なのかなと思いました。

(働き方改革ならぬ、学び方改革だと思います。わざわざ通わなくとも、家で、自分の空間で時間を効果的に使い、学習効率を高める。)

 

 

 ◎ 全国どこからでも通えるキャンパス

 キャンパスが日本全国にあるので、どこからでも通うことができます。コースによっては、毎日行く必要はないので、少し遠くても、近くのキャンパスに通うことはできるのかと思います。ネット学校の強みでもあります。

北海道 → 札幌(北海道)

東北 → 仙台キャンパス(宮城)

関東 → お茶の水、代々木、池袋、立川(東京)

     大宮(埼玉)  柏、千葉(千葉)、横浜(神奈川)

中部 → 名古屋キャンパス(愛知)

近畿 → 心斎橋、江坂(大阪)、京都(京都)

中国 → 広島キャンパス

九州 → 福岡キャンパス

 

また、ネットコース生に関しては、

沖縄県でのプレミアムスクーリングに参加する必要があります。5日間の日程で、全国のN高生が集まり、様々な体験活動を行っていきます。

例えば、農業体験やビーチ活動など。

 

2020年4月以降の入学制に関しては、在学期間中に1回以上の参加が義務付けられています。

 

 ◎特徴的な学習科目

 ・プログラミングをかなり押してます!

 中等部、高等部の授業にはプログラミングの講座があります。また、高等部からプログラミングを専門に学ぶコースもあります。

小学校からプログラミングの授業が導入されることからも分かる通り、これからの教育現場にはプログラミングの学習が不可欠です。時代の流れで必須科目になってきました。

プログラミングの技術さえ身に着ければ、職に困ることはない。とも言われていますので、若いうちからこのようなスキルを習得しておくことは将来にとっても有効ですね!

 

 ・中国語、英語に力を入れてます。

 英語に関しては他校同様に力を入れているのですが、オンライン英会話等を用いてアウトプットにも注力。海外大学との連携やセブ島留学など幅広く選択肢を用意しています。目指すは英検2級。

 中国語学習にも力を入れています。目指すは中検3級レベル。日常会話や簡単な手紙が書けるようになることを目指します。

 

 ・大学受験対策講座もあります。

 高校基礎レベル~国公立大2次対策レベルまで、学習習熟度に合わせたカリキュラムで学習を進めることができます。予備校講師が映像授業で講義します。

参加型の授業もあるので、飽きずに授業を受けることができる工夫がされていました。同校ではAO・推薦も多いのでしょうが、大学進学実績は驚くべき実績を残しています。(慶応大8名、早稲田2名、国公立9名 2018年度)

N高でも大学を目指すことはできます!

 

 

3、N高のデメリット

  

これは説明会でも説明がありました。

 (1)、学習へのやる気をどのように維持させるのか?

 ここが一番難しいところ。毎日来る必要はなく、ネットコースを選択することで学校へ通う必要がほぼなくなります。強制力があまりはたらかないので、サボろうと思えば限りなくサボることができてしまいます。

自由な時間が多い分、生徒本人の意思に任せるところが多く、継続面に関してはかなりもろい所があります。

そのため、N高では、モチベーションを上げるために、職業体験や将来の仕事に繋がるプログラミング授業を導入し、将来への希望を持たせる取り組みをしています。また、N高文化祭やニコニコ超会議などのイベントへの参加を促すといった取り組みも行っています。

 

いくら勉強のハードルを下げても、やっていることに意味を見出せなければ、だるくなってやめてしまいます。普通科の学校へ通っている生徒でさえ、学校へ行きたくないことありますよね。

将来への夢や希望が継続するモチベーションへつながるかどうか。継続する意思が折れそうになった時にサポートしてくれるのか。しっかり見極めて入学検討してもらえればと思います。

 

  

 (2)、 対人コミュニケーションは大丈夫?

 普通科の高校に比べ、通う回数も変われば、会うことも少なくなる。そのため、対人コミュニケーションが心配になります。サービス業の割合が増えるこのご時世でこれから大丈夫なのかという心配はあります。

ただ、だからと言って将来、職業へ就けないわけではなく、プログラミングの授業や職業体験を通して自分に合った仕事を在学中に探していけばよいと思います。

 

そこで必要となるスキルがあれば、新たな授業や外部で身に着ければいいです。

 

 (3)、 社会の常識は身に付く?

 日常生活での人と人とのかかわりから、社会の常識を身に付けていくかと思いますが、ネット授業や週数回のスクーリングを通して学べるのか疑問です。普通科の高校に比べると、社会に出たときの振る舞いに心配が残ります。

ただ、そこはN高も心得ているようで、イベントなどを通して人と人とのかかわりも大切にしているようです。参加は自由なようですが、抵抗があっても積極的に参加していく必要があるかと思います。

また、生徒間のトラブルが発生した時も気になるところ。もともと生徒間のトラブルが原因でネット高校を選んだ生徒もいるかと思います。トラブルをどのように解決するのか? 生徒自身で解決できるようになるのか?

社会に出る前にする一番重要な訓練かもしれません。。

 

キャンパス運営部隊には若い方が多いようで、本当にこのような問題に直面した時に対応できるのか?その経験があるのか?ちょっと不安に感じたのが気がかりでした。

 

 

 

3、【中学生向け】N中等部もあります。

 中学校のようですが、義務教育卒業を認める中学校ではありません。

「プログレッシブスクール」と言われ、中学校の勉強を環境ややり方を変えてサポートしていく場です(超簡単に言うと塾みたいな感じです・・)。そのため、すでに通っている中学校に籍は置いたまま通うことになります。

義務教育の卒業証書はN中等部ではなく、すでに通っている中学校から受け取ることになります。

学校に通いにくかったり、一生懸命取り組んでいることを優先したい生徒にはとても良い環境だと思います。 通うだけが学校・学ぶためのすべてではありません。このような、ネットを組み合わせた学習形態があってもいいですね!

ネットコースと通学コースから選ぶことができ、ネットコースは自分の好きな時間を活用して学習を進めることができます。また、通学コースは通いながらネット授業と個別指導を合わせて学習を進めます。

 

 

4、入学方法

 ☆中等部

<入学までの流れ>

 ①入学したい月の選択(4月、7月、10月、1月)

 ②コースの選択 ネットコース/通学コース(週1~週5回)

 ③Web出願 検定料支払い

 ④入学選考 作文、面接、筆記試験(算数or数学、国語、英語)

 ⑤入学手続き

 

 ☆高等部

 <事前に準備が必要な書類>

 新入学 → 調査書(所定書式を在学校で記入してもらう)
 編入学 → 「学籍 ・就学状況証明書」、成績・単位修得証明書」。(いずれも指定書式があるので、N高で個人面談などで入手する必要があり)その他、「在籍証明書」、「教育課程票」など。

 <入学までの流れ>

 ①入学したい月の選択(4月、7月、10月、1月)

 ②コースの選択 ネットコース/通学コース(週1~週5回)

 ③Web出願 検定料支払い

 ④必要書類を郵送(新入学、編入学で異なる)

 ⑤入学試験 課題作文と面接のみ。

 ⑤入学手続き

 

 

  

さいごに

 ネット経由で授業を受けることで、効率的な学習ができるようになりました。好きな科目を選んで受講し、自由な時間が増えることになります。

しかし、自主性に任されるところが大きい分、注意しないといけないことが多いことも確か。映像だったり、電話対応であったりとあまり拘束力が弱いので、サボろうと思えばサボれてしまう可能性があります。その結果、ズルズル卒業が長引いてしまったり、途中で辞めてしまうこともあるかもしれません。

できれば、週3~5回は通って、人間関係を作り、スクーリングすべきだと思います。

継続のカギは強い意志と人間関係やコミュニケーションにあると思います。誰しも、辛いときはあるので、そこで断念しないような環境を作っていくことが大切だと思いました。

さらに、自由な時間が増える分、保護者の対応も重要となってきます。学校を選択する際は子供の意見を100%尊重するのではなく、しっかり親子で対話してから決断するべきだと思います。

 

なかなか、なじみのない学校なので、飛び込みづらい一面はありますが、とても魅力的な学校だと私は思います。

これからこの時代に適応した、先を行く学校です。

自分の将来を探りながら進むもよし。既にやりたいことが決まっていて極めたいから進むもよしです。 自分の将来を考えながら、高校生活を送れるとおもいました。

 

  

 

 それでは~( ^^) _U~~

 

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