こんにちは! 久しぶりの学校紹介。なぜかとても忙しいんです。。 そんな中、学校訪問して参りました!
駒込学園はお寺が近くに多いからでしょうか、、とても落ち着いた雰囲気を醸し出していました。勉学に励むには最適なのではないでしょうか!
文京区には学校が多くあり、学校間の競争も激しい中、駒込中高は確固たるポジションをキープしているような気がします。
また、中学のレベルはそこまでなのですが、高校になると途端に偏差値レベルが上がる駒込高校。どんな学校なのか、実際に訪問して参りました。
まずは、学校情報メモから!
もくじ
1、学校情報メモ
生徒数 | 中学校 : 約340名(男女比2:1ほど) 高校 : 約1300名(男女比1:1ほど) |
立地 | 東京都文京区千駄木5-6-25 三田線「白山」A3から徒歩5分ほど、南北線「本駒込」から徒歩4~5分 どの駅からも近いです。 |
合格偏差値 | 中学: 46(首都模試) 高校: 62~66 |
学費 | 高校初年度合計 120万円ほど 別に制服や学校指定品の購入費。また、任意の寄付金制度あり。 |
大学進学 実績 | 国公立大 24名、早慶上理 56名、GMARCH 148名、日東駒専がおよそ165名ほど(2020年3月) |
指定校推薦枠 | 東京理科大、上智大、明治大、法政大、日大、成蹊大など MARCH,日東駒専レベルが多い。 |
その他 | ・ 4つのコースを設置「S特コース」、「Sコース」、「国際教養コース」、「理系先進コース」 ・特待制度が充実 ・仏教修行旅行として「比叡山研修」、「日光山研修」あり。 |
HP | 駒込高校・中学HP |
2、入試情報
◎中学受験
最近は入試形態も様々となってきており、求めている生徒像がよりピンポイントになってきている気がします。一般入試ではない受験をする場合は、求める生徒像とその趣旨をしっかり確認し、対策をしていく必要があります。
・2科(国算)
・3科(国算英)
・4科(国算理社)
・適正検査型入試A(小石川対策用)
・適正検査型入試B(九段中対策用)
・適正検査型入試C(駒込独自)
・3か年特待入試(算数1科目) 募集10名
・特色入試 募集10名
⇒STEM入試/プログラミング・算数
⇒自己表現型/A:クリエイティブ型・B:ディベート型
A、Bどちらかを選択してプレゼン資料を作成
色々ありますよね。自分の得意な科目を選び、受験することになると思います。
◎高校受験
①推薦入試 (募集120名)
・推薦Ⅰ ⇒ 単願入試
@理系先進コース 数学「5」かつ3科(英数理)が14以上
@国際教養コース 英検準2級取得者かつ3科(英国社)14以上
※9科目に「3」がないこと。 欠席は10日以内。
ちなみに、単願だからといって試験が無いわけではないんです。。落ちるわけではないようですが。何らかの評価はされると思います。
・理系先進コース ⇒ 数学・理科
・国際教養コース ⇒ 英語・社会
・推薦Ⅱ ⇒ 都外の併願入試。埼玉、千葉県を対象
条件は単願と同様
②一般入試 (募集120名)
一般試験は3科目「英語・数学・国語」となります。
(併願優遇 ⇒ 推薦と条件は同じ)
☆2021年度入試に関して。
単願希望者に関しては、検定試験棟が中止になったことを鑑み、、
理系先進コース ⇒ 数学が「5」なら、加点+1
国際教養コース ⇒ 英語「5」なら、加点+1
となっています。
③ポートフォリオ入試?
事前に課題を提出しそれに関する質疑応答があるようです。
・理系先進コース ⇒ 「数学」、「事前課題についての質疑応答」
・国際教養コース ⇒ 「英語」、「事前課題についての質疑応答」
理系先進コースに関してはなかなかハードルが高いような気がします。もし、3年間研究してきた成果をレポートでまとめる余裕があれば挑戦してみる価値はあると思います。。手間だけ考えれば、勉強して入った方が早いんじゃないかと思えてしまうのですが・・
3、山籠もりします。
仏教の学校だけあり、山籠もり研修をします。もちろん、中学・高校両方ともにです。他の学校ではあまり見られない、特徴的な取り組みだと思います。
中学校では2年次に日光山研修を行います。高校では1年次に比叡山での研修があります。どちらも二泊三日で座禅、写経を行います。また、音を立てずに精進料理を食べるなど、修行に近い研修を経て、自己を見つめなおす機会としています。
個人的にはこういった経験をしておくのも良いかと思います。心を落ち着かせ、これからの自分についての考える機会は必要なことだと思います。少しでもためらいがあれば、同校を選択するのは避けた方が良いかもしれませんね・・
さいごに
個人的な感想からすると、宗教色が少し強いかな。しかし、その恩恵もあり、強くまとまり感があるのも確か。
また、経営陣も最先端の教育事情を察知し、これから必要な教育・方向性についてよく考えられているとよくわかりました。
多分ですが、学校長の強いリーダーシップがあってのことだと思います。
これからの新たな流れをどのようにして取り込み、教育方針を変えていくのか行く末が気になるところでした。引き続きウォッチしていきたいと思います!
今回の訪問で、私も勉強になりましたm(__)m
それでは、この辺で! ( ..)φメモメモ
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