小中一貫校の高円寺学園へ見学に行ってきました。

こんにちは! 小中一貫校ってご存知ですか?今、徐々に増えつつあります。そこで、2020年4月開校する高円寺学園へ見学に行って参りました。

「ところで、私立にそんな学校あったっけ??」と思われた方もいるのではないでしょうか・・・

「いやいや、公立なんです。」 

 

 

名前から私立かと思えてしまいますよね。。高円寺小学校、高円寺中学校を総称して高円寺学園と呼びます。杉並区の小中一貫校では和泉学園に次ぐ2校目。

高円寺学園は杉並第四小学校、杉並第八小学校、高円寺中学の三校が統合し、一つの校舎へ集まります。ネットを見ていると、賛否両論あるようですが、近隣住民とは何とか折り合いをつけたようです。2020年の4月に開校予定とのことですが、2019年10月見学当日には、すでに中学生が授業を行っていました。小学生は来年からになるということで、正式な開校は2020年ということでしょう。

 前の高円寺中学は、今取り壊し中で、開校までに校庭にするとのことです。

  

今回は校舎を公開するとのことで、さっそく最新の学校を見て参りました。

 

◎校内の様子

 

今後、小中一貫校へ進まれる予定のある方や、行きたいと思っている方のご参考になればと思います。高円寺学園は施設一体型となっています。

新校舎のため、どれもピカピカ!生徒の学校へ行くモチベーションも上がるのではないでしょうか!

小学校と中学校で机や洗面台の高さなどしっかり配慮がありました。また、特別支援学級や学童も併設されており、幅広く生徒を受け入れられるように対応されていました。

 

◎小中一貫校のメリットとは

 

① 活気が生れる。

 そもそも、小中一貫校の計画が持ち上がった理由として、生徒数の減少が挙げられます。そのため、少数学級を一つの校舎にまとめることで、学校に活気が生まれます。例えば、運動会や音楽祭など。

これを機に地域や保護者との連携がより一層高まることに繋がるかもしれません。

 

② 小学校から中学校へスムーズな進級。

 成長とともに心身変わりやすく、6年生から中学1年生は繊細で多感な時期。このタイミングで学校が変わることに違和感を感じる方も多いかもしれません。小中一貫であれば、9年間同じ学校、かつ、上級生の様子もよく見ることができるので、スムーズに進級しやすくなるのではないでしょうか。

 また、異なる学年とふれあいの場を設けることで、多様な人間関係や社会性(社交性?)などをはぐくめる環境も作れます。

 

③ 教員間の連携が取りやすい。

 構内見学でも職員室の広さには少し 驚きました。小学校、中学校の教師が同じ部屋で仕事することになるため、広くなっていました。小中一貫校であれば、小学校から中学校へ、生徒間の情報や連続した指導方針の共有も容易になります。

通常の小学校・中学校であれば、別れていたり、様々な小学校から中学へ集まるため、なかなか生徒の学習状況や生徒の情報について共有が難しく、一から把握してく必要がありました。その分、業務の効率化と改善ができるようになると思います。

その結果、生徒へのサポート体制も手厚くなるのではないでしょうか。

 

 

◎デメリットはあるのだろうか

 

① 9年間同じ学校に通う。

 一貫して学習できることの良さもありますが、一貫がゆえに一度トラブルを起こすと、後々人間関係や学校での評価などで不満を持つことになるかもしれません。特に、人間関係は固定化されやすく、同じ生徒とずっとつるんだり、学校内での生徒のポジションがきまってしまっていたり。

 これは小中一貫に限らず、中高一貫校などにも言えることです。ただ、小学生の場合、なかなか自己表現がうまくいかないことも多いと思います。中には違う中学へ行きたいと思っている生徒も出てくると思うので、より保護者のサポートが必要になってくるかもしれません。

 

② 教員間の連携による負担の増加

 一貫校では、教員間の連携が必要不可欠。これがうまくいっていなければ、一貫校の意義がなくなります。イベントごと、生徒情報の共有、学習指導方針の共有など、一貫校であれば、今まで小中でする必要のなかった連携が必要となってきます。

 お互いに忙しい中、このような連携は教員にとってかなりの負荷になると思います。ほころびが出れば、生徒の混乱にも繋がることになります。あの先生はこういったけど、この先生はこうだった。。など、教員間のコミュニケーションが重要となってきます。

 

③ その他思いつくデメリット

 

生徒数増加にどのように対応するのか。

小中一貫校 は生徒数減少を危惧し、一か所に集約した経緯があります。もし、外部から多くの人口が流れ込む、もしくは教育熱心な一部の層が入学するようになった場合、対応できるのか。

 

非行の低年齢化

個人的には一番懸念している点です。低学年であれば、先輩の影響を受けやすく、直ぐマネをします。よい所だけでなく、悪い所も真似する可能性があるので、生徒(特に小学生)に関しては通常の小学校以上に注意する必要があると思います。

 

中学校と小学校でチャイムが異なる。

 中学校は50分、小学校は45分。授業の時間は小学校と中学校で違うので、チャイムは教室ごと分ける必要が出てきます。合同練習などは調整が大変そうですね。。

 

 その他、多くあると思います。いま思いつく限りで。

 

◎さいごに

 

 考えていくうちに、学校教員の負担がかなり増えるのでは・・と少しおぞましく感じました。例えば、体育館や校庭のスケジュール管理。合同イベントの調整。小中連携の取り組みなど。入念な打ち合わせ必要かと。

 今後、AIやICT教育のの活用などを積極的に取り入れ、教員の負担を減らしていかなければ、望んでいる学習成果を得るのは難しいのかなと思いました。

 

一方、都内の公立校では中高一貫、小中一貫など、新たな取り組みをどんどん取り入れています。新たな教育に挑戦することはとてもすごいことだと思います。かなり、抵抗もあったのではないでしょうか。

公立校は利益を求めないところもあるので、実験的にいろいろな取り組みをし、時代に合った教育を模索してほしいとも思っております。

 

 

余談ですが、・・

ただ、高円寺学園の入り口のラーメン屋の換気扇から出てくるにおいにはちょっと抵抗が。。恐らくと隣の校舎が取り壊されれば、新たな校門ができるはず?なので、生徒の登校には問題ないかと思われますが。

 

 

学校は地域との連携が不可欠。わだかまりゼロで進めるのは難しいですが、何とか生徒のために、望まれる学習成果を残す実績ができればいいですね。

 

それでは~( ^^) _U~~

 

参考:「高円寺地域における新しい学校学校づくり」2019/10

 

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