【独り言】教育・塾業界のこれから・未来について考える。

こんにちは。時間があるのか、いろいろ考えてしまう今日この頃です。このブログを私的な備忘録として活用していいものなのかと考えつつ、見るのは個人の自由だから別に問題ないだろうと勝手に言い聞かせてここに書いているのですが。。

気分悪いと思った方はそれ以上読まないことをお勧めします。

 

まず、いろいろ振り返るのですが、塾業界には大きく分けて個別指導塾と集団授業塾がありました。かつて(15年前くらい?)は集団授業がほとんどで、個別指導塾は裕福な家庭のものといった偏見もあり、あまり普及はしていませんでした。そこに、新たな風穴を開けたのが、オンライン授業塾や場所を提供し、カリキュラム作成に力を入れる塾が出てきました。武田塾のような塾ですね。

家庭教師は個人指導塾に入ってます。

 

それぞれメリット、デメリットはあるのですが、個別指導塾に共通しているデメリットで言えば、授業料の高さではないでしょうか。

あとは、講師の質についてはピンキリであること。これは授業の質にも影響します。ただ、殆どの場合、隣に分からないことを親身に教えてくれる先生がいておしえてくれるという環境であれば、成績は上がってきます。それは、モチベーションが上がったり、タイムリーにわからないことを教えてくれる状況が学習に良い影響を与えるからです。

映像授業に関しては、講師の質といった点クリアになっていて、プロの講師が均一に教えているのでクオリティは一緒。ただ、合う人と合わない人がいるのは確か。私も動画みて学習しますが、万人に受ける授業を作るのはとても難しいことだと思います。

 

 

結局、なにが言いたいかというと、集団塾や個別指導塾という括りは今後、なくなっていくのではないかと思っています。

そして、学習環境としては、今後ますます良くなるのですが、一人で学習を進められるようになっていくはずです。それは、AIやオンライン授業、映像授業といった豊富なコンテンツが勉強をサポートしてくれるからです。以前に↓の記事でも書きましたが、

今まで、事前に取った映像や作りこまれたコンテンツで学習するのではなく、AIが生徒一人ひとりに授業を作ることが可能となってきています。

 

となると、塾や教育の場というのはどうなっていくのか?

多分、勉強を教えるところというよりかは、勉強をするところの要素が強くなっていくはずです。強力なコンテンツを用いて、各々勉強を進める。となりに講師はいないものの、監督する人がいるだけ。カリキュラムや理解度チェックを講師がやるだけです。

こんなことを書いていると、N校や東進の映像授業を思い浮かべてしまうのですが、異なる点は勉強する場所があれば、どこかに所属する必要はなく、勉強できる環境・場所さえあれば誰にでもできてしまう点です。

つまり、○○高校だとか、△△塾などに属さなくても、カリキュラム管理できる人がいれば、OKです。もちろん、補足サポートできる人材が管理・監督できればなおさら良いと思うのですが、それは、副次的なサポートです。

また、この革新的な未来にはもう一つメリットがあります。

それは、学校や塾にかけてきた教育費用を劇的に下げることができることです

 

今まで、学習の機会に恵まれなかった人にも、チャンスが生まれます。もし、公立中でこのコンテンツを導入しだしたら、教育産業は結構ヤバいかもしれません。

個別最適化と言って学校で進めてきた改革は間違いなく、塾(個別指導)の役目でした。それがなくなることはないと思うのですが、気づく親はいるでしょう。これなら、アプリケーションを使えばできると。

 

ただし、一部の勉強が極度に苦手だとか、文字を読む力が乏しい段階であれば、実際に、近くにサポートできる人がいた方が良いのは確かです。どんなに、わかりやすい解説をしたところで、わからない人はいます。 だから、実際にやって見せてあげないといけないことがあります。

 

また、言葉で伝えなければ伝わらないこともあります。微妙なニュアンスや表現によって理解が深まることがあります。

周囲の環境を認知して初めて、自分の立場が分かることもあります。

 

 

デメリットも多くありますが、主流は変わってくるのかなと思います。その時私に何ができるのか考えたとき、手厚くサポートできる場であることが必要なのかもしれません。

 

 

それは何を意味するのかというと、モチベーションの維持です。

 

教育の場はモチベーションを作り出す場になるべきだと考えています。

いずれAIやICT機器の活用による個別最適化が広まれば、どんな、なんの教材やアプリを使うかは何だっていいです。スタディ〇プリ、モノ〇サ、アタ〇プラス・・ 結局、やらなきゃ、やる状況・環境が無ければ、ただのガラクタ。サブスクの無駄遣い。

そう考えると、人と人とのつながりや葛藤、ぶつかり、すれ違い、協力といった、ハートの化学反応がモチベーションの爆発につながるのかな・・

 

それでは、この辺で。。( ^^) _U~~

 

 

 

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