こんにちは!今回は来年から開校の羽田国際高校の説明会に参加して参りました。同校は蒲田女子校が校舎を新しくし、共学化、名前変更した学校となります。少子化の進む中、新たな施策を行う学校が多々ある中、どのような取り組みをしていくのでしょうか??
ちょっと気になりましたので、訪問して参りました。
なお、まだ校舎に入ることはできず、蒲田駅から徒歩圏内にある会場にて説明会を拝聴致しました。スタッフの方は新たな門出に向け、エネルギーがみなぎっているように感じました。これからが楽しみです。
ということで、新たな学校ということで、確実なデータはないのですが、現在わかる範囲の参考データを簡単に掲載し、その後、1期生の募集や学校の取り組みについて、個人的な視点から書いていきたいと思います。
もくじ
1.学校情報メモ
募集生徒数 | 特別進学コース 40名(推薦20名 一般20名) 総合進学コース 144名(推薦72名 一般72名) 幼児教育コース 36名(推薦18名 一般18名) 2024年4月が第1期生 |
立地 | 東京都大田区本羽田1-4-1 最寄り糀谷駅徒歩7分(HPより) |
合格偏差値 (高校受験案内 2024参考) | 特別進学コース 44(見込みあり) 総合進学コース 39?(〃) 幼児教育コース 40(〃) |
学費 | 不明 |
進学実績 | なし |
指定校推薦枠 | 不明 |
HP | 羽田国際高等学校 |
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その他 | ・2025年4月から羽田国際も開校予定。 ・特待生制度もアリ。 ・推薦入試に力を入れている。基準はあるが相談の余地あり。加点制度が充実している印象。 ・少人数教育を実施しており、1クラス当たり20名前後の予定。 ・個別最適化授業をAIを用いて推進していく。 ・キャリア教育に力を入れる。毎月生徒一人ひとりの進路チェックや保護者との連携もある模様。 |
2.主な特徴とポイント
①GLOCAL(グローカル)Thinking
グローバル(Global)と ローカル(Local)を組み合わせた言葉です。グローバルな視点をもって身近な生活から実践していこうとする考え方だと、私は、思いました。。身近な地域で海外交流を通して英語教育を行うなどし、グローバルな考えを身に付けていくようです。羽田の立地を生かし、海外から来た留学生を対象に交流を図っていくとのことです。
具体的にどのくらいの頻度で行うだとか、どの期間だとかカリキュラム的なところは聞けなかったのですが、身近にこういった海外との交流ができる事はとても良いきっかけになるかと思います。
これから詳細や実績は積み重ねていくと思うので、今後に期待できそうです!
②中学からの成績アップと成長
当塾同様、めんどうみに力を入れています。入学当初の成績が悪くても、手厚くサポートすることで、更なる飛躍を目指します。
実例では中学時代の平均内申が2.0~3.0の生徒が日東駒専レベルへの進学を実現しています。その為の実績やノウハウは蓄積してきているようです。なので、中学時代はあまり成績が良くなかったけれど、大学はそこそこ名の知れた大学へ入りたいという生徒には希望であると思います。
同校の一番上のコースである、特別進学コースの目標はGMACHです。他校に比べたらまだまだかもしれませんが、中学の成績が中々上がらなかった生徒からすれば、魅力的ではないでしょうか?中学時の劣等感から抜け出す、もしくは更なる飛躍を目指す生徒に向いていると思います。
③探求学習
ちらりと見たスライドに注目なのですが、探求学習の量が多いことがわかります。様々な考え方や価値観を授業で学び、PDCAを回すことで、個々の成長を促すとのこと。将来のキャリアを考えることにつながる大切な時間だと思います。目標を決めることが、成績を上げる最も良い方法ですね。
そこまでレベルの高い所を目指していないことがわかります。それは、蒲田女子校の流れを引き継いでいるからなのですが、今後は手厚くサポートし、入学したときより、学力が上がる学校をめざしていくのだと思いました。
3.さいごに
国際系(語学重視)の学校はどこも敷居が高いイメージがありますが、本校はもっとハードルを下げ、だれでも少し頑張れば手の届くような学校になっています。成績は良くないけれどもっと外国語を学びたいと思う人にはぴったりだと思います。
国際性を前面に出し、2か国の卒業資格が取れたり、インターナショナルスクールが併設してたり、IBが取得できたりといろいろありますが、それだけが、外国語力を高める方法ではありません。もっと視野を広く、楽しく学べることが重要だと思います。
国際意識の高まりに伴い、こうした学校が増えることはとても良いことです。新たな学校という事で、一度見に行くのもアリですね。
それではこの辺で( ^^) _U~~
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