【学校訪問】2023年4月開校!芝国際中高校説明会へ参加してきました。

こんにちは。少しづつ涼しくなってきた今日この頃。2学期制の学校ですと、前期期末試験が終わったところでしょうか。この季節になると、学校説明会も少しづつ熱を帯びてきます。

そんな中、来年度からスタートする学校の説明会へ参加してきました。連日説明会はすぐ予約が埋まるらしく、その注目度は高いと思われます。

少子化の中、新たなビジョンを持った学校の設立は少しチャレンジングな状況であると思うのですが、あえて、このタイミングであることに期待をもって説明会に行ってまいりました。

 

それでは、学校情報から!!(まだ、校舎もできていないような状況です。わかる範囲で。)

 

 

1、学校情報メモ


生徒数
中学 募集120名
高校 募集100名
東京女子学園の生徒は今年で募集ストップ現在およそ180名)
    
立地 東京都港区芝4-1-30
(三田駅から徒歩3分ほどと好立地です。会社のビルが立ち並ぶ中に学校がある感じです。立地は相当いいと思います。)
    
合格偏差値        中学受験 → 不明
高校受験 → 不明
    
学費◎中学・高校 
約120万円(初年度入学金)預り金含む。
※このほかに、PC、旅行積立(年間21万)、制服などかかってきます。

◎国際生
ADVANCE  約126万円 
CORE    約120万円(初年度入学金)預り金含む。
※このほかに、PC、旅行積立(中学:年間21万円/高校:55万円)、制服などかかってきます。
    
進学実績 なし
    
指定校推薦枠 不明
    
HP芝国際HP
その他・東京女子学園という女子校から、今回、名前が変わり、共学化し、校舎が新しくなる。
・2023年10月に新校舎完成予定。
・7~10階にインターナショナルスクールが入る。
・経営人には、かつて学校立ち上げ何度か貢献したことのある方や有名私立校の校長を歴任したことのある方など、経験豊富な方が多い。
・名称や共学化のタイミングで、校長が変わる。
・国際生コースは真のバイリンガルを育てるため、英語で授業なのど、グローバルな学びを追求。

 

2、入試情報

 

 ◎中学受験

  科目選択型と適性検査型の2種類。

  科目選択に関しては、国語、算数、理科、社会から選択。国語、算数の2教科受験の他、算数と理科。算数だけの1教科受験も行っている。

 スライド合格制度を導入しており、第一志望のⅡ類(国立、私立、海外レベル)がダメでも、第2志望のⅠ類(私立大)に合格することもあり。更に、複数回受験の加点措置もあるため、多く受験すれば有利になる。

 

   ※国際生入試

  帰国子女を対象として、11月から試験あり。算数・国語の他、英語が入ってくる。2月からの帰国生以外の試験もある。ADVANCEとCOREコースを選択して受験。こちらもスライド合格制度があるので、ADVANCEコースがダメでも、Ⅱ類試験の合格基準に達していれば、Ⅱ類に合格することができる。

 

 ◎高校受験

  ☆推薦入試(単願)

   ・最難関選抜コース   5科内申 23以上

   ・難関選抜コース    5科内申 22以上

   ・特別進学コース    5科内申 20以上

   ・国際生        5科内申 20以上(CORE)

        国際生のADVANCEコースは推薦がありません。入試勝負となります。

  ※9科に「1」、「2」が無いこと。 3年次の欠席が10日以内であることが前提。

  ※併願優遇、併願推薦については上記単願入試の合格基準に+1内申を加点したものとなります。

  

 ☆一般入試

  2023年は2月10日と2月12日の二日間受験するチャンスがあります。中学受験同様、スライド合格制度、複数回受験加点措置があります。加点は10点です。また、当日の成績次第では希望コースをワンランク上げることも可能です。

 英数国の3科目でテストを実施。

 尚、英語については英検準2級をもっていれば、英語は100点換算とする制度があります!!

 かなり有利になるので、準2級を持っている人は合格する可能性がとても高いと思います。

 

 

3、芝国際学校の特長と強み。

 なんと言っても、後発組は先発組の失敗を見て学んでいるところに期待感が持てます。今回、個人的にはこれといった目新しさは感じないのですが、その徹底ぶりに期待大です。

例えば、近年国際化が叫ばれ、英語の重要度は増してきていることはご存知だと思います。また、授業も暗記重視の詰込み型から、クリエイティブな発想を重視する風潮も出てきています。

そのような中、本校は語学面では同じ校舎内にインターナショナルスクールを併設します。これは、以前訪問した、文京女子学院のような感じを想像しています。芝国際ではこのインターナショナルスクールとの連携を強化して語学向上に向けた取り組みも行っていくとのことでした。

真のバイリンガルを目指すと説明会では言ってましたので、その注力度は高いと思われます。

 また、高校2年次にはアントレプレナーシップの授業があるようで、これからの新時代を切り拓く起業魂のようなものを伝えていくようです。誰が教えるのか気になるとことです。。

なんだか、大学の商学部とか経営学部とかそっち寄りの授業を前取りしているような気もしますが、目指すは未来を切り開く力の養成です。

 一方、気になる点といえば、パンフレットに載っている標準のカリキュラム例に数学ⅠAしかないというところ、、あとは選択。理系科目がかなり追いやられてる感がします。いいのかな・・とは思いつつ、インプットのバラエティが減ることは起業にも影響してくるのではと思い、少し構えてしまいました。

 まあ、確かに、理系科目は時間と労力がかかる。それなら、対話やアイデアをベースとする仕事に直結した時間を増やすべきなのは分からなくはないけども。。

 

 

4、ベテランの経営陣

どうやって寄せ集めてきたのか気になるところですが、実績のあるベテラン経営人たちが学校の運営に関わっています。

なので、運営面や生徒サポートは問題ないかと思います。強いて言えば、経営陣のビジョンにどれだけ、教員や従業員がついてこれるのかというところかと思います。

有言実行されているか、これからの3年間が大切です。様子を見ていく必要があると思います。

今回、東京女学院という女子校から、共学化し、学校名、校舎まで変わることになっています。

 

 

最後に

 インターナショナルスクールと同じ校舎であることや、ベテラン経営陣による運営、さらに共学化からの新校舎と、、かなり気合が入っています。説明会からもその熱意がとても伝わってきました。また、かつての東京女子学園からはかけ離れたイメージが、改革の決意の強さを表していると思いました。今後に期待ができると思います!

近年だと、品川翔英高校が小野学園(女子校)から共学化し、新校舎となり、倍率が上がった様子を見ていると、これから、同じように新たな学校が今までとは形態を変えて出てくることが多くなるような気がします。

教育の新陳代謝が高まり、より良い方向へ進んでいくはずです。

 

少々気になると言えば、少しずつ学校が個別指導塾のような形態に変わりつつあるような印象を受けます。生徒は自由に好きな科目を選ぶことができる。生徒と保護者へのより細やかな対応。生徒集めのためのイベント、魅力づくりなど、少子化を迎える昨今、生き残りをかけて各学校の競争が激しくなります。

芝国際もかつて塾業界で活躍してた方がいることを考えれば塾のような形態になっていくのも不思議ではないと思いますが、

結果もほどほどに、より経験と協調性を重視した将来につながる楽しい学校生活を送れるような一面ももっと欲しいと思う、私のわがままでした。

 

私も学校運営に携わりたいなーと思わせる日でした。 

 

 

それではこの辺で。( ^^) _U~~

 

 

 

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芝国際中学校 2023 年度入試 Twitter まとめ 2月3日 ひる | カナガク へ返信する コメントをキャンセル

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