【学校訪問】日大付属でトップレベル!日大鶴ケ丘高校へ行ってきました。

こんにちは! 日大付属高でもトップレベルの偏差値を誇る、日大鶴ケ丘校へ行って参りました。

駅からは少し遠く、住宅地の中にあります。歩いて10分ほどかかりました。(初めて行く人には少しわかりにくいかもしれません。)

かつての日本大学獣医学部(現在は、生物資源学科)の併設校として開校し、今年で69年の歴史を誇ります。

訪問した印象としては、文武両道・まじめで伝統を重んじる感じです。

海外留学、カウンセリング制度や外国人講師の導入など、傾向を先取りする取り組みをすでに数年前から始めていたとのこと。先見性のある学校だなと思いました。

「大学付属を希望するけど、さらにもっと上を目指してみたい。尚且つ、部活動もがんばりたい!」という生徒に向いているのかなと思います。

 

1、学校情報メモ

生徒数 およそ 1,200名 (高校受験のみで1学年400名ほどと、生徒数多めな印象。)
    
立地        東京都杉並区和泉2-26-12
(明大前駅から徒歩10分ほど)
    
合格偏差値     60
    
学費初年度 約90万円
1年次には教材費をして11万円がかかる。
その他、制服や体操着などで約8万円ほど。
    
大学進学実績(2019年)国立大 数名(東工大、地方大学)
私立 早慶上理、GMARCH。
日本大学への内部推薦制度があり、希望すればほぼ全員進学することができる。普通科の7割は日大へ進学。
    
指定校推薦枠日本大(ほぼ全員進学可能)、上智大、GMARCH、東京薬科大、東京農業大など。
    
その他・普通科(165名)と特進科(50名)を一般入試で募集し、推薦試験では普通科(165名)、特進(20名)を募集。
普通科の半分は推薦で入ってくることになる。
・日大系列
 正付属高・・・11校  日本大学○○校 (日大鶴ケ丘はここ)
 準付属高・・・11校  ○○日本大学
 特別付属高・・4校  日本大学第○○校
・生物資源学部への内部進学者数枠が多い。

 

 

2、入試制度

 ◎一般試験

  ・普通コース

   出願内申基準  なし

   募集人員  165名

  ☆併願優遇  ⇒ 5教科 「23」以上

  

  ・特進コース

   出願内申基準  5教科「21」以上 かつ 9教科に「2」がない

   募集人員  50名

  ☆併願優遇  ⇒ 5教科 「24」以上 (ほぼ、オール5ですね。)

 ※併願先は国公私立問わず。

 

 

 ◎推薦試験

  ・推薦Ⅰ(単願推薦)

   募集人員  165名(普通コース) / 20名(特進コース)

   試験    面接のみ

   出願条件  5教科「21」以上 かつ 9教科「35」以上

   ※特進コースの場合

   出願条件  5教科「23」以上 かつ 3教科「14」以上

   

  ・推薦Ⅱ

   募集人員  若干名

   試験    面接+適性検査(国数英のマークシート60分)

   出願条件   5教科「20」以上 かつ 9教科「34」以上

 推薦Ⅱでは不合格となることがあるので注意!

 ただ、推薦Ⅱ受験者を経て、一般試験を受験者をすると優遇を受けられます。(ちなみに、この優遇制度で不合格となった生徒はいないようです。。)

  

 

3、内部進学

 高校2・3年の4月と3年の9月に行われる基礎学力到達度テストを重視する「基礎学力選抜方式」。在籍中の成績や取得資格、課外活動が重視される「付属特別選抜方式」。国公立を併願して受験できる「国公立併願方式」があります。

方式の選択によって受け方も様々なのですが、日大付属校の中でもトップクラスに位置する同校は、やはり、内部進学先もハイレベルです。

 

 獣医学部  日大付属定員33名/4名進学

 薬学部    〃   90名/7名進学

 建築学部   〃   70名 /10名進学

などなど。

 もともとが、生物資源学部の付属高とのことから、生物資源学部の推薦枠が多いようです。興味のある学部があるのなら、日大鶴ケ丘校を選択するのがベストですね!!

 同校では、 内部推薦において、 第一志望をした学部へ80%以上の生徒が入れているようです。

 

  

さいごに

  他校が取り組むような、国際交流やICT教育は充実しています。 ただ、生徒募集に苦労していない?!のか、これと言って目立った取り組みはありませんでした。今まで通り、伝統と文化を重んじて進めていく印象です。

 日本大学の正付属高として、大学現役進学率も高く、選ばなければ大学へ入れる安心感と、偏差値の高さにその人気があるのかもしれません。

 少し気になるのは、推薦入学者数の多さ。入学者の半分は推薦ということで、各中学校の評価に任せた判断があるので、しっかり学力で篩分けできるのかといったところ。

 (少なくとも内申で授業態度の判断はつくような気がするのでそこは問題ないのかな・・)

 

 大学は日本大学に行きたい!! と決めている生徒には、ほぼ確実に大学進学できる同校はかなり魅力的だとおもいます。偏差値も高く、入るのは大変ですが、頑張って入れば、後は心強し。

 文武両道で部活も活発な日鶴高に入れれば、高校生活も楽しめそうですね!

 

 

 

それでは~( ^^) _U~~

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