【学校訪問】活気があってよし!保善高校へ行ってきました。

こんにちは。先日、保善高校へ行ってまいりました!

東西線を使えば、最寄りの高田馬場まで1本とても行きやすいです。駅からは少し距離があるのですが、繁華街からの自然の豊かさというギャップに驚いている間に同校に到着していました。

 

 

保善高校と聞くと4~50代の方は、いろいろ思うところはあるのかもしれませんが、、すいません。 もう、そんな時代ではないんですね。校長が変わり、学校が変わりました。 スポーツも勉強も頑張る時代です。

どんな特徴があり、これからどうしようと考えているのか。私見も交え、書き残しておこうと思います。

 

それでは、まず学校情報から! 

 

 

1、学校情報メモ

 

生徒数  男子校
およそ850名
    
立地  東京都新宿区大久保3丁目6‐2
高田馬場駅からだいたい徒歩10分ほど。
隣に海城高校があります。
    
合格偏差値   特別進学 58
大進選抜 53
大学進学 51
    
学費高校初年度合計 100万円ほど
別に制服や学校指定品の購入費で10万円ほど。その他、タブレット3年間リースで月3000円。
    
大学進学
実績  
国公立大 2名、早慶上理 13名、GMARCH 38名、日東駒専がおよそ70名ほど(2020年3月)
    
指定校推薦枠大学進学クラスのみ指定校推薦を利用できる。
中央大、東京理科大、学習院大、日本大、東洋大など
日東駒専レベルが多い印象。
    
その他・ 隣に海城中・高があります。
・教室棟は7階まであり、見晴らしがよかった。5階以降に行く生徒はエレベーターを使用してよいそうです。
・コロナの自粛中もオンライン授業を豊富に展開。
  
HP保善高校HP

 

 

 

 

2、学校の雰囲気

 

近くに自然多めの公園があり、都会にいながら環境は良いなと思いました。校内は少し古めですが、改築し新しくなっているところもちらほら。

例えば、校庭は芝生。青々としており、見栄えはばっちりです。運動する環境としてはとても良いかと思いました。なお、校庭に関しては、埼玉県の入間市にもグラウンドがあるようです。

 

男子校ということもあって、活気がありました。

来校者には学生が気持ちいいほどの挨拶をしてくれます。私も、体育会系だったので、(なぜでしょう。。)こういう挨拶をしてくれる学校には親しみを感じます。 

 

ですが、もちろん、しない生徒もいます。全員が全員そうではないということも書いておきます。

今まで見てきた学校の中では、「しっかり躾けられているんだな・・」と思いました。 

 

現役進学率は75%ということですが、部活動に入っている学生の現役進学率は85%とのこと。 部活に入っていた方が現役大学進学率が高くなるようです。

文武両道を目指して頑張っているということが伝わってきますね。

 

 

 

3、入試情報

 

※新型コロナの影響もあり、少しずつ入試制度が変わってきています。受験される予定であれば、一度、説明会に訪問した方が良いと思います。

 

① 一般入試

  

 一般入試A~Cの3種類があります。中でも、一般入試Cは2020年度から。

 一般入試Aから順に合格者数が減っていきます。なので、一般入試Aが一番合格しやすくなるということです。

ちなみに、一般入試A:85名、一般入試B:55名、一般入試C:10名

 

 ※一般入試A、Bには都内生対象の併願優遇も含まれています。

 

 

で、、 今年から、ベスト2科目制度というのが始まります。3科目を受験し、点数がよい2科目を採用して、合否を決める受験です。

この点数によって、合否はもとより、進学できるコースが決定されます。

 

コースは3つ。

 

 ・特別進学クラス ・・・国公立大、難関私立大を目指す。

 ・大進選抜クラス ・・・GMARCHレベル以上の大学が目標。

 ・大学進学クラス ・・・中堅以上の私立大学。現役進学を目指す。

 

 よい成績を残せれば、特別進学クラスへ入学することができます。なお、基準となる点数は既に決まっていますので、要確認。

 また、上位クラスを目指す場合、出願時に出願したいクラスに全てチェックを入れておく必要があるので、注意。

 

 

② 推薦入試 

  単願推薦 ・・・ 130名

   特別進学クラス ⇒ 5科内申 20以上 /模試偏差値 60以上2回

   大進選抜クラス ⇒ 5科内申 18以上 /模試偏差値 56以上2回

   大学進学クラス ⇒ 5科内申 15以上 /模試偏差値 55以上1回

             併願推薦 16以上(東京都外の生徒)

 

※推薦試験に関して、去年は10日以上の欠席で出願できなかったのですが、2020年度は新型コロナの影響を加味し、30日以内に緩和されました。

 

※受験地について、埼玉県から受験する生徒に関しては、新型コロナの影響により、今年は東久留米市に都内の生徒とは別の会場を設けます。原則、都内の生徒は同校で受験することとなります。

 

 

③ 特待生制度

 

 他校と比べると、そこまで押してないのかな・・という感じ。

基準も厳しく、資格取得による加点は無し。

 

また、特待生を申請する場合は出願前に個別受験相談会への参加が必須。

出願後の申請はできないようですので、ご注意。

 

 

 ※ 尚、模試の偏差値で特待生を申請する場合。自宅受験で得られた偏差値は採用できないそうです。会場受験でないと認められないようです。

 

 

④ 面接入試

 

一般入試には筆記試験のほか、面接試験があります。

質問内容は、以下の感じだそうです。

 ・中学で最も熱中したこと。

 ・志望動機

 ・高校へ入ってからの目標と卒業後の進路など

 

 

4、スポーツが強い

 

保善高校といえば、スポーツが強いことでも有名です。

空手道部は全国大会の常連。ラグビー部、バスケ部や陸上部など、関東大会への出場経験が豊富。

 

「高校ではスポーツを熱心に取り組みたい!」と考えている生徒で、興味のある部活があれば、選択肢の一つとして検討してみるとよいと思います。

  

 部活も頑張りながら、勉強も頑張る周囲の雰囲気に影響を受けられれば、現役合格も視野に入ってきます。

 

 

 

 

さいごに

 

今年の入試内容は前年に比べ、新型コロナの影響を受けたせいもあるのか、緩和されていると思います。例えば、出席日数や一般入試Cの導入など。

 

このコロナ下で生徒集めに戦々恐々としている、入試動向もあるのですが、この緩和がこれから受験を考える生徒にどのようにとらえられるのか。見どころだと思います。

ある生徒は運がよかったと思い、ある生徒は、ちょっと怪しむかもしれません。いずれにせよ、どの学校に行きたいのかしっかり調べ、自分に合っているか考えてもらえればと思います。

 

あと、男子校なので、好き嫌い分かれるかもしれません。

 

個人的には男でわいわいやりたい方には向いているかな・・ 男子校はどこもそうですが・・

 

 

 

 

今日はこの辺で!

それでは( ^^) _U~~

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