こんにちは。
個別指導塾の教室長としてあり得ない発言・・
「何を言ってるんだ!!」
とみなさまに叱られてしまうかもしれません・・どうかこの軽率な発言をお許し下さい。すいません。
とはいえ、、でも、やってみたいんですよねー
ということで、いつか通常授業の個別指導とは別にテスト対策などで、やってやろうと虎視眈々とチャンスを伺う今日この頃です。
なんでこんなことを言うかというと、もともと教員免許は集団授業を前提に大学で学びますし、、学生時のアルバイトも集団で教えてたこともありますので、やっぱり集団授業の方がなじみはあるんです。それに、多数相手の方がやりやすいです。
さらに、先日ブログで紹介した本に影響を受けたというのがあります。そんなこと、知らなかったですし、まだまだ多数の生徒と共に授業を作り上げていくことに、可能性を秘めていると感じました。
とはいえ、個別指導を否定しているわけではないので、誤解しないでくださいね。
個別指導は個別最適化の側面から見れば、ど真ん中。生徒のレベルや進捗状況に応じて授業を進めるそのやり方は、まさに今求められているもの。さらに、優秀な講師がそばについてくれているということであれば、学校の授業なんかより、断然良いことは否定しようのない事実ですから。
しかし、なんだろう・・私にとって、どうしても、物足りなさがあるのも否めないんです。
よく考えてみると、それは、生徒の役割であったり、協力といったところなんじゃないかなというようなきもしなくはないような・・・ (なんだそれ・・)
個別指導は先生が隣にいる分、やはり、先生に頼りがちになってしまいます。そこは、うまく突き放すよう講師にも伝えてはいますが、隣にいたら、頼りたくなるのは致し方ないこと。
ただ、それだと考える力が身につきにくいと思うので、やはり、一人で頑張って考えてみる時間がどうしても必要になってきます。 以前のブログにも書きましたが、自分でまず考える習慣をつけることが大切なんです。
「では、どうしたら良いのか?」
と考えたときに、使ってみたいのが「共同学習」です。これにより、生徒がより授業に参加しなければならない状況が生まれます。
集団授業のメリットは先生が一度に大勢の人へ情報を発信・教授できること。
・・・ ことだけでしょうか?
個人的には、たぶんそれだけではなくて、自分以外の誰かが近くにいるということも学習を進める上で、重要な要素になってくると思うんです。
例えば、ちょっと気になる男子・女子が近くにいると、良い所を見せようとか。知っている誰かがいると、少し寝ないで頑張ってみようとか。教えられるよう頑張ってみようとか思うこともあると思います。
近くに誰かいるだけで、何かの相互関係が生じる。
そこで、更にその何となく意識している関係をより、目に見える形でグループとして授業を進めてみる。
集団授業というのは、生徒一人ひとりの参加や役割があってこそ素晴らしい授業になると思います。
だから、極論を言えば、一人たりともボーっとしている人がいないような授業ができれば、最高なんです。
そこで、はじめに挙げた「共同学習」につながってきます。
生徒一人ひとりが役割を担い、誰かが滞ると先へ進まないシステムにしてみたらどうか?
出来ない生徒をできる生徒がサポートできるようにする。だからと言って、できない生徒はできないままではなく、をれを誰かに伝えなければいけないとする。替わりはよほどのことでない限り、させない。
毎回、授業の中に「キーマン」を設定し、ローテーションで回す。キーマンになった生徒は事前の予習は必須。
ちょっと、面白くなってきました。
チームはテストの平均点から上位と下位からバランスよく組み合わせる。
さて、これを学習塾でやるとどうなるのか? ちょっと気になりますね。
とはいえ、学習塾では学校で教えきれないテクニック、や勉強習慣を身に着けてやる。さらに、その結果、テストの点数を上げ、志望校へ合格させてやるという目的があります。
通常授業とは別に、実験的に、共同学習を塾で実践し、結果が出るのか、今後出来たらやってみたいなと思う次第です。
ということで、個別指導ですが、どこかのタイミングで「集団授業」+「共同学習」を突っ込んでみようと思いますので、塾生はお楽しみに。
それではこの辺で( ^^) _U~~
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