【学校訪問】駒澤大学高等学校が狙いめ！

こんにちは！　今回は駒澤大学高等学校へ行ってまいりました。

用賀駅からおよそ徒歩10分。初めて訪問するのですが、世田谷らしい高級感あるお店や住宅街がおおいですね。

　説明会では入試状況や学校方針などの説明がありました。駒澤大学高校では、内部進学にこだわらず、他大学の進学にも力を入れているということです。

さらに、スポーツに力を入れており、マラソンやサッカーは全国大会へ出場するほどの強さ。

駒澤高校の印象を一言でいうなれば、

付属校を感じさせない文武両道の安定感

ですね。。。

付属なので、大学を進学を心配することはないのですが、勉強する生徒はしっかり目標を持ち頑張る。一方、勉強とは別に、スポーツも頑張っており、実績も残しています。

そして、仏教の教えもあるのでしょうか。何とも言えぬ、落ち着きのある安定感を感じました。

それでは、基本情報メモいきましょう！

１、基本情報メモ

２、受験コースと進学コース

　他大学への受験を目標とした、受験コース。内部進学で駒澤大学へ進学を希望する進学コースに分かれています。

　大学進学実績の結果はほぼ、この受験コースの生徒だそうです。受験コースでは、面接やAOの対策などもしっかりしてくれます。2018年度では早慶上理が数名ずつ。国公立大学が3名となっておりました。付属高校へ入るほどの学力があるので、もう少し実績があっても良いのかなと思いましたが、毎年このような感じの実績です。　付属なので、チャレンジして落ちても、付属大学に入れると考え、浮かれてしまうのでしょうか。

　約7割を占める進学コースはほぼ駒澤大学に進学します。昨年度は約65％の生徒が進学しました。進学するには、年2回ある内部進学テストを受ける必要があります。高3では、10月末にある内部進学テストを受けます。どうやら、救済措置もあるようです。

また、学校成績の内申点は少なくとも平均3.2以上ないと内部進学で着ないようです。しかし、学校の先生が内部進学を考えている生徒に対してはしっかりフォローするので、相当ひねくれている生徒でなければ、進学はできるようです。

３、推薦入試があります。

一般入試のほか、併願優遇（38以上、国・数・英に3以下を含まない）やチャレンジ入試（学費免除）、単願入試（5科目20以上、2以下はないこと）などがあります。今年は単願入試が増えたらしく、付属校人気の様相がわかります。

また、併願優遇制度に関しては、今年の受験者が減ったものの、歩留り（受験者における入学者の割合）が良くなってきているのこと。ここでも、付属校人気に加え、私立高校授業無償化の影響が見えて取れます。要は、都立の高いレベルの受験校をチャレンジ受験し、落ちても大学付属に入学できる抑えとしている傾向があるということです。

推薦入試と言えど、面接、小論文があります。内申が達していれば安心というわけではなく、しっかり対策をとる必要があります。過去問を見ましたが、仏教に関する課題も入っていることもあるので、事前にチェックが必要です。

４、ちょっと課題

説明会を聞き、方向性に迷いを感じました。

付属高校ということでとても魅力にあふれる学校でした。

しかし、勉強？スポーツ？大学付属？教育方針？　どの方向へ力点を置き、隣立する他校と住み分けるのか、ちょっと迷走している感じを受けました。（まだ、5月なので仕方ない気もします。これから、明確にしていくと思われます。）

もう少し、何に主眼を置いているのか、明確にしてくれると生徒や保護者に説明しやすく、印象にも残りやすくなるのかなと感じた次第です。（偉そうにすいませんが・・）

＜さいごに＞

帰り際、生徒からあいさつされました。挨拶をしない生徒もいたのですが、教育がしっかり行き届いている印象を受けました。好感度アップですね。私はかつて、体育会系の部活に所属していたので、挨拶されるとなぜかうれしく感じました。

スポーツも盛んなので、体育会系の雰囲気もあり、仏教の教えもあるのでしょうか。挨拶ができることは良いことだと思います。

当塾のエリアからは少し遠いのですが、頑張れる生徒がいれば、ぜひおすすめしたいと思いました。これからの動向が楽しみな学校のひとつです。

それでは～(^^♪