【学校訪問】設備よし。スポーツ強し。実践学園中学・高校へ行ってきました。

こんにちは! 今回はスポーツで耳にすることのある、実践学園へ行って参りました。 

説明会は自由学習館というホールで行われたのですが、躯体のデザインが素晴らしく、内装もとてもきれいでした。自習室も完備されており、少し勉強してみたくなりました。

こんなところに案内されたら、ちょっと憧れちゃいますね。。

 

とはいえ、こんなこと言っていいのか・・いろいろお金がかかってるなと。「OBの力が大きいのかな・・。」もしくは「学費高いのかな・・。」という浅はかな想像を膨らませながら、説明会を見てきました。。

 

それはさておき、学校情報メモから行ってみましょう!

 

 

1、学校情報メモ

 

生徒数  中学生  およそ240名 9クラス
高校生  およそ1,100名 36クラス
    
立地  東京都中野区中央2-34-2
中野坂上駅から徒歩7分ほど。住宅の入り組んだ場所を通るのでわかりにくいです。また、すぐ隣に宝仙学園があるので、間違えないように注意。
    
合格偏差値   中学校  42 (首都圏模試) 

高校   55 (スポーツ・サイエンス、文理)
     59 (特進)
    
学費<中学・高校初年度>
授業料、設備費 約125万円
その他(制服、テスト、修学旅行積立など) 約12万円
合計およそ140万円ほどと高め。
    
大学進学
実績  
国公立大学 10名、 早慶上理 9名、GMARCH 69名など。全体的に、日東駒専レベルが多い印象。
    
指定校推薦枠東京理科大、MARCH、日東駒専など。早慶などを除けば、そこそこ名の知れた主要大学はほぼ入っています。
    
その他・東京にある中野校舎のほか、高尾駅から徒歩7分の所に、高尾校舎がある。スポーツ専用の広いグラウンドあり。
・自由学習館は自習室完備。
・中野校舎の屋上には農園があり、そこで実習など行う。
・軽井沢にセミナーハウスがある。
・スポーツコースあり。野球、サッカーに力を入れる。その他、男女バスケット、バトミントン、卓球部も強豪。
  
HP実践学園中高ホームページ

 

 

2、充実した設備がすごい。

 

・電子黒板の採用

 学校内を見学したのですが、見た教室には全て電子黒板が採用さてていました。どうやら、全学年に導入されているようです。

 まだ、学校で普及されているとは言い難いものの、教育のための設備には力を入れていることがわかりました。実際に、黒板へ書き込むこともできるらしく、先生の負担は減り、生徒寄り添った授業ができそうです。

 

 

・デザインの洗練された自由学習館

 説明会で案内された場所です。外装も斬新でしたが、内装もとても機能的でした。ステージホールのほか、自習室や授業のできる教室もありました。

 特に自習室は適度な間隔とキレイな設備で集中できそうです。デザインは優れており、使いやすそうです。

 

 

 

・軽井沢セミナーハウス

 軽井沢に研修用の施設があるのですが、写真で見る限り、とても私の知る、ちょっと古びた感じの研修施設とはかけ離れていました。これまた、デザインに優れ、ちょっと高級な森のホテルのような感じです。

 機会があれば、ぜひ行ってみたいものです。ここで研修できることは、とても贅沢なことだと思いました。

 

 

・中野校舎の屋上には農園があります。

 屋上も見せてもらったのですが、ここが都会とは思えないような、植物に囲まれた空間でした。にもかかわらず、周囲は高層ビル。ちょっとしたギャップがあります。

 ここで、野菜の栽培や田植えなどをやるそうです。都会にいながら、ちょっとした農業体験ができますね。

 

 

3、入試情報

 

 ◎中学受験

 大きく分けて4つ。

 

 ①中学帰国生入試

  海外在留期間が1年以上でかつ帰国後3年以内の場合受験可能。

  科目は算数・国語(各45分)+ 保護者面談、個人面談(10分程度)

 ※オンラインでの試験もあります。コロナの影響などで帰国できないけれど、受験したい生徒は選択することになると思います。こちらは適性検査45分を行います。

 

 ②2科、4科の一般入試

   算数、国語 もしくは、算数、国語、理科、社会のどちらか。算数、国語はともに各45分。理科、社会は2科目で50分。

 国語、算数でボーダーに達しない場合、理科、社会の成績を参考にする。ボーダーは5割で最低限越える必要ありとのこと!

 

 ③適正検査型入試

 公立中高一貫校の併願として受験される方向け。適性検査Ⅰ型、Ⅱ型となります。どちらも45分。

 

 ④特待選抜入試

  特待生を狙う生徒向け。特待生の詳細はこの項目の最後で!

 

 

 ◎高校受験

 大きく分けて3つ

 

 ①高校帰国生入試

  高校受験にも帰国生入試枠があります。

 英数国(各50分) + 保護者面談、個人面談(およそ10分)

 

 ②一般入試(+併願優遇)

 英数国(各50分) + 集団面接(10~15分ほど)だいたい5人だとか・・

  

 ◎併願優遇に関しては、、 試験ありますよ!

 特進コース     3科 13以上 / 5科 20以上

 LA&Sコース    3科 12以上 / 5科 19以上(上がってます!) 

 文理・SSコース   3科 12以上 / 5科 19以上(上がってます!)

 

 上記の条件を満たした上で、3科目のテストの点数が合計100点以上であれば、合格!

 

 

 ③推薦入試 単願

 作文(50分) + 個人面接(10分ほど)

 特進コース    3科 13以上 / 5科 20以上

 LA&Sコース   3科 11以上 / 5科 17以上 

 文理・SSコース    3科 11以上 / 5科 17以上

 

 

特待生について

 A特待~C特待まであります。

 A特待   ⇒  3年間授業料支給。入学金、施設設備費免除。

 B特待   ⇒  1年間授業料支給。

 C特待   ⇒  入学金免除

 ざっくりいうと、推薦入試の特進コースの基準+2の内申点必要。更に9科目の成績もオール4以上+5が入ってないときついです。

 一般入試でも上位者には特待があります。

 

 

ちなみに、推薦には塾からできるもあります。事情があって学校の先生には相談しにくい場合、塾の先生にも聞いてみましょう!

また、VもぎやWもぎの偏差値を使って推薦を受けることも可能です。こちらは、9~11月の成績が対象となります。なお、自宅受験した場合の成績は認められないので、注意が必要です。

 

推薦で偏差値を用いる場合、自宅で受けた結果は使用できないことがほとんどです。ぜひ、近くの塾で受けるようにしましょう!

 

  

 

 4、学校内の補習が充実している。

 

同校では「Jスクール」 という補習講座があります。

中学生の場合「ジュニアJスクール」となります。

 

内容は、講座によっていろいろあるようです。論文対策とか大学受験対策など。追加費用は用紙代だけというから驚き・・。

この講座は予備校講師と同校の教員が考えてテキストや構成を考えるようです。かなり、力が入っているなと思います。

 

これを活用できれば、予備校や塾に通う必要がなくなってしまいそうです。

 

むむ・・ 塾として、頂けないところがあるのですが・・

しかし、最近は、塾と学校が連携して放課後取り組んでいる学校が多いです。囲い込みのようで、一部の塾業界からは非難がありますが、仕方ないですね・・

 

とはいえ、メリット、デメリットあります。例えば、遠くから通っていたり、行きたい大学に沿った講座が無ければあまり活用できまないかもしれません。。

自分に合った方を選択していきましょう。

 

あと、「Jスクール」とは関係ないのですが、自習室には卒業生のチューターがいたりするので、年齢も近く、質問もしやすそうでした。

  

 5、高尾にも校舎があります。

 

中野坂上から電車でおよそ1時間。高尾駅から徒歩7分の所に、同校の高尾校舎があります。

都心の学校は校庭用のスペースを確保するのが難しいため、都心から少し離れたところに、グラウンドを所有しているところが多くあります。

ふつうはグラウンドだけのことが多いのですが、ここは授業もできる校舎となっています。スポーツコースの生徒が週3日ほど授業も行えるようになっています。

 

高尾校舎には、広いスペースに充実したスポーツ施設があります。スポーツに力を入れる生徒はここで、日々精進できるかと思います!

 

 

さいごに

 

学校の設備は申し分なく、スポーツ・学習するにあたって、魅力的なポイントがいくつもありました。 

専門ごとにコース別に分かれ、スポーツもしくは勉強に励む生徒がしっかり分かれていることにちょっと圧倒されましたが、そういう学校は増えています。

これからは、文武両道というよりかは、コースごとに専門が分かれそれぞれ特化していくことになるのかと思うと、バランスをとる難しさを感じます。

 

 

まあ、とはいえ、見た目が一番印象に残ります。

きれいな校舎は憧れますね・・

 

気になる方は、一度訪問してみるとよいかもしれません!

 

  

 

 

 

それでは、この辺で( ^^) _U~~

スポンサー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です