こんにちは！ 今回は女子校で入学者数が増加している潤徳女子高校へ訪問して参りました。特色のある学校として、美術コースがあるのはとても魅力的ですね。
北千住駅から同学校へ向かう道すがら、魅力的な飲食店が並び、ちょっと立ち寄りたい衝動がありましたが、先へ進むと、すると、レンガ調の学校が見えてきます。ここが潤徳女子校です。
ちょっと、年季が入っているところに歴史を感じますね。
それでは、まずは学校情報メモから！
もくじ
１、学校情報メモ
| 生徒数 | およそ540名（1学年7，8クラス） |
| 立地 | 潤徳女子高校ホームページ |
２、5年連続入学者数増加
このご時世に、女子校としては入学者数増加は珍しいです。少子化や共学化する学校が多い中、女子校を維持しつつも入学者数を増やしています。女子校として、1学年200名越えを果たしています。
この要因として、立地の良さ、大学進学率の向上、美術コースだと思います。
立地の良さとしては、埼玉、千葉からも通学可能範囲にあること。埼玉であれば、草加、越谷や春日部。 千葉であれば、松戸や柏。ちなみに、つくばエクスプレスを使えば、茨城からも通学可能な範囲です。
交通の便が良いので、幅広いエリアから生徒が通える立地にあります。
それに加え、美術コースや大学進学実績の向上など、特色あり、実績ありであれば、「私も行きたい！」と思う生徒も増えていくのではないでしょうか。
特に、美術コースは絵を描くことが好きな女子生徒は多い気がするので、とても魅力的だと思います。
将来について心配する保護者もいると思いますが、安心してください。
大学進学に向け、放課後に美大対策講座があります。
絵が好きな生徒にはとても、良いと思います。
３、入試情報
一般入試
・英語、数学、国語（各45分） ＋ 面接
＜美術コースの場合＞
⇒ 英語、国語（30分） ＋ 鉛筆デッサン（80分） ＋ 面接
※点数合格目安： 進学コース55%以上、特進70%以上、美術55％以上
※潤徳を第一志望にしている生徒の場合、一般入試は筆記試験に＋20点追加。
推薦試験
・単願推薦
英語、国語or数学 （各30分） ＋ 面接
＜美術コースの場合＞
英語（30分） ＋ 中学時の作品2点（1つは鉛筆デッサン）
・併願推薦および併願優遇
英語、国語、数学（各30分） ＋ 面接
＜美術コースの場合＞
英語、国語（30分） ＋ 鉛筆デッサン（80分） ＋ 面接
内申点に関しては、進学コース、特進コース、美術コースでそれぞれ分かれていますが、、
とりあえず、オール3以上取ってください！
特進コースに入りたい場合はオール「３」にプラス「４」2~3個以上必要です。
後は、加点制度をうまく活用すればよいかと思います。ボランティア活動なども評価の対象になるので、「行きたいけど、内申が足りない・・」という生徒は、一度面談に訪問すべきだと思います。
４、学力特待制度が充実している。
むむ・・これはもしかしたら、プラスになってしまうのでは。と思うような給付型の奨学金となります。受けるには、事前に個別相談が必要です。
それぞれの試験に特待生の枠があります。
特待生Ⅰ種～Ⅲ種まであり、
Ⅰ種 ・・・ 入学金免除 ＋ 年間36万円給付
Ⅱ種 ・・・ 入学金免除 ＋ 年間18万円給付
Ⅲ種 ・・・ 入学金免除
さらに、、
特進コースの場合、80％以上で施設費も免除となります。
世帯年収にもよりますが・・東京都の助成金と国の支援金を合わせて使うことができれば、殆ど学費はかからないどころか、給付でプラスにもなりえます。結局もろもろかかるので、プラマイゼロと言ったところでしょうが・・
これは、ぜひ頑張りたいですね！
さいごに
北千住駅はディープな地域という印象あるのですが、確かに、少し道を外れると様々な年季の入った飲食店があり、少し、女の子を通わせるには心配という方もいるかもしれません。
ただ、下町のような人情味あふれる印象を受けたのも確か。地域から見守られている感じがしました。
個人的には、美術コースはおススメだと思います。将来を見据えつつ、やりたいことができる環境であれば、ちょっと特殊ですが、選択もアリかと思います。
ということで、今日はこの辺で
それでは( ^^) _U~~
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