【独り言】男子校は男子、女子校は女子しか入れないけど、厳密な区別は必要だろうか?

こんにちは。 最近、男子校・女子校に行く機会が多くありました。そのメリットについては良く知っている方だと自負しており、どちらも肯定派で、いいと思っています。

「じゃあ、なんなんですか・・」

「塾長。ついにおかしくなったか・・」 とか思わないでくださいね((+_+))

 

いや、個人的に、男子校、女子校だからと言って、男子しか入れない。女子しか入れないとかっていう区別は必要かな?

と素朴に疑問に思うようになりました。

 

ちょっとぶっ飛んだ考えかもしれませんが、でも、中には、男性の考えを持った女性がいるかもしれませんし、その逆もまたしかりです。

もっと、自由に学校を選ぶことができてもいいんじゃないのかと。

  

 

もちろん、性別が異なれば、生物的にそのつくりも異なる訳で、いろいろ男子校、女子校に異性が入ることは障壁が高いかもしれませんけど、選択できる権利はあってもいいんじゃないかなと思います。

 

ただ、「入ってもいいけど、大変ですよ。」みたいな。

「それでも入りたければ、どうぞ~」みたいな。

 

 

そもそも、こう考えるようになったのは、とある女子校の説明会で、違和感のある説明を受けたことがきっかけでした。

 

とある、首都圏の女子校だったのですが、

その学校では、紹介してくださるスタッフの方々の節々に見える、「女子だから~」といった発言が多々あり、都度、違和感を感じてしまいました。

 

しかし、おっしゃっていることは「確かに・・、そうだよね・・」と納得することも多く、長年の知識と経験から来る洞察はとても的を得ているような気もしました。例えば、女子は安定志向だとか、安心の上での成長などなど。。

 

ただ、確かにそういった傾向はあるものの、すべてではないと思いました。差別発言ともとらえかねないこのご時世で良く言えるなと、苦笑いでしたが、女子だからそうなのではなく、そういう生徒が多いだけだじゃないの?と心の中で考えさせられました。

 

さらに、これから来るジェンダーレス社会に向けて、女子校のみならず、男子校の立ち位置もどうなってくるのか興味深いところです。

 

女子だから、男子だからと区切ることの意味は本当にあるのか?女子校・男子校とあるけれど、性別は違えど、思考や性格は同じかもしれないし異なるかもしれない。だとすれば、性別で分けるのではなく、一人ひとりの持つ考えや思考で学校を決めるべきかと。

 

女子と男子で分ける、メリットも多いのですが、その対外的な発言やあるべき生徒像についてはもしかしたら、差別発言につながりかねないから気を付けるべきだし、それに関して賛同できる人だけ来ればよいという押し付けがましい立ち位置も少し違うかなと。

 

私は男子校、女子校については肯定的な立場なのですが、あえて、なんというか、、こうあるべきだという説明は少々時代遅れのように見えて、そこに添えない学校は少し残念でならない気がしました。

男女の格差が叫ばれるなか、なぜか男子優位で進んできた経緯を考えると、女子校のあるべき姿とは何なのか。

 

男女格差の是正ということであるならば、もっと、リーダーシップを取るべく目指す生徒の理想像は変えていかなければならないのではないかと。

 

そこに、伝統の継承は無いのかもしれませんし、学校の良さが廃れそうな気もしますが、この時代の流れに向き合うことをしなければ、当然、賛同する人は減っていくはずだし、格差はなくならないのではないか。

時代遅れの考えは古き良き時代を名残惜しむ老害でしかない。

 

これは、もしかしたら、男性優位の考えだけでなく、女性自身の中にも深くから根付いた習慣や常識の厳格な忠誠みたいなものも大きく影響しているかもしれません。

例えば、たまに、うるさいおばちゃん先生みたいなのがいて、「女性はこうあるべきとか。」、「女性ならこうしなさい。」みたいな先生ってどこの女子校にもいるような気がします。

 

そんなのいる?? 

 

って思ってしまうのは、私が、今の時代の人間だからかもしれません。それによって良き日本の性格や習慣がなくなってしまう、例えば、夫の一歩後を歩くみたいな、私には良いのか悪いのか分かりませんが、かもしれませんが、それでいいんだと思います。 

つまり、女性だって前に出て世帯主になるくらいの可能性は十分にあり得る気概を持つべきだし、もっとそうして欲しいと。 専業主婦?主夫だってOKなはず。

究極の男女平等は無理にしたって、そうできる選択肢は平等にあっていいし、それを変な目で見るのは間違ってるから、そういう教育を男子校、女子校でもしていく必要は大いにあるかと思いました。 

 

 

男女格差の元凶はもしかしたら、学校教育なのかもしれませんね。。

 

 

そう思うと教育はとても、恐ろしく、かつ新しい未来を切り開いてくれるあらなたな活路でもある、両極端の側面をもつのかなと。

 

どの国にも女子学校のようなものはあって、また、日本と同じように男女格差があるようですが、男尊女卑の文化が比較的強く残るであろう日本は、もっと独自の方向性を示す必要があるのではないかと・・ 

その最前線たるは、まずは、学校なのかも・・

 

 

 

 

ということで、いろんな学校の訪問によって、入りたいと思う人が誰でも入れる世の中になるべきじゃないのかなと。ふと、思ってしまった、そんな話でした。

 

 

それでは、この辺で( ^^) _旦~~

 

 

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