【本紹介】「東大独学～学ぶ力と自頭力がいっきに身につく～」これを読んで学び方を知ろう。

こんにちは。お元気でしょうか？　私は元気で、かつ、私だけかもしれませんが、この時期は時間的に余裕があるので、いろいろと歩き回っています。さて、そんな隙間時間に読んだ本なのですが、今回紹介するのは、西岡壱誠氏著書の「東大独学」という本です。

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「学ぶ力」と「地頭力」がいっきに身につく　東大独学 [ 西岡壱誠 ]
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日本で、東大といえば、もうエリート！　いや、エリートといえば、東大！いや、エリート＝東大か！　もはや、どっちでもいいのですが、この本には、そのエリートたちがどんな勉強をしているのかが書かれています。

もちろん、すべての東大生がこれを実践しているわけではないのですが、勉強のできる人達に共通してみられるエッセンスを西岡氏が抽出して、紹介してくれています。別に東大生だからここで紹介される独学をしているという訳ではなく、

キャッチコピーとして「東大独学」としていると思います。おそらく、、勉強のできる方は、皆、このような考え方をしているのではないかと思いました。

本作のネタバレになってしまうので、楽しみにしている方は、この先読まない方が良いかもしれません・・

まず、独学の方法として3つのステップが紹介されています。

それは、「インプット」　⇒　「クエスチョン」　⇒　「アウトプット」

これが土台にあり、この内容を詳しく解説してくれているのが、本書です。

更に、この3ステップをもう一周することで、成果が上がるとしています。この2周目に関しては1周目以上に大切なことが書かれていると思います。

例えば、「課題の分離で言い訳づくり」や「教訓化」などなど。きっと勉強だけでなく、スポーツや仕事にも応用できるような内容でした。

詳細につきましては、本書を読んでいただいた方がわかりやすいと思うので、割愛しますが、個人的に感じた印象としては、新たな発見というよりは、手順の整理が解説と共にしてあり、内容がとてもシンプルです。

なので、誰にでも実践することができるかと思います。

ただ、この教えを日常的に実践したりするには、身近に誰かガイドしてくれる人がいないと、なかなか大変かもしれないと感じました。内容はシンプルなので、頭ではわかるけれど、それを習慣化するには相当大変じゃないかと。著者は3年かけて確立した内容かと思います。それなりに、分析と経験があってこ至った結果と習慣づけです。　

さて、一般人に可能なのだろうか・・

なので、この本を読んだだけで変えようと思うのは少し厳しいかもしれません。

とはいえ、、ですね。。

そんな風に思う人もいるかと思っていましたかのように、、なんと、この本には各々の場合に目標設定できるシートが付属しています。

なので、このシートに参考を基に書き込んでいくと、おのずと本書に沿った考えが馴染んでくるといった工夫がされています。これを続ければ、習慣かも可能なのではないでしょうか？？

さすがですね。

やるかやらないかは、あなた次第です。　といったところなのですが、学力が伸びず迷っている生徒に関しては、やらない手はないでしょう。

更に、それを身近な大人に客観的に見てもらうとより精度の高いものになるので、効果的だと思います。

今回、この本を読んで、さすがだな～　と思いつつ、当塾生にも実践できるようにと思います。というよりか、目標設定や習慣化はいつも言っているのですが、なかなかできないというか、付きっきりであれば出来なくはないのだろうか、もしくはこちらで、ヒントを与え、自分で気づいてくれればいいのですが、自走していくには個々人の持っているポテンシャルに依存するところが大きくなってきてしまうところが難しい所です。

そもそも、こういった啓発本に関しては、そういった負の側面に関してなんのアドバイスもないのが、困ったところです。

それもそのはず、かもしれません。この本を取ること自体、勉強に対してネガティブな印象を持つ人から選ばれることはないでしょうから。

それでも、頑張って息子や娘を東大に入れたいという保護者や生徒を東大に入れたいと思う人からすると、この本は必ずしもマッチしないかもしれません。大切なのは当の本人がどう思うのか。

誰でも、東大に合格できる。偏差値35からでも合格できる。と言えど、リアルな世界には限界もあります。　まあ、それを言い出すときりがないので、本の中ではそこらへんは一切触れられず、進められています。

いや、むしろ、そんなことに触れてしまうと、そもそも説得力が落ちるので、どの啓発本にもそこら辺の限界には触れていないのですが・・　ここで書く必要もないのですが。。

本書ではこういった一つの学び方があるということを知る良いきっかけになるはずです。

興味のある方はぜひ以下より！！